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同じものを見ていても経験していることは全く違う

おはようございます。今日も、読んでくださりありがとうございます。

少し前まで、テレビでは、iPad airのCMをやっていましたね。
今日は、このCMを見ている2人のお話をしていきます。

この2人とは、母と叔母(母の実妹)です。

CMでは、色違いのiPadが次々に出てきます。そのiPadをレインボースプリングというおもちゃが跳ねていきます。

叔母「ここもピンクと黒を組み合わせてるね。やっぱりこの組み合わせはいいね」

母「○○くん(孫息子の名前)が持っていたやんね。ほら階段で遊んでいたじゃない」


・・・???2人の会話は、全く噛み合っていません。

叔母が言っているのは、iPadとケースのカラーコーディネイトのこと。

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母は、レインボースプリングのことを言っています。

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叔母は、最近スマホデビューをしました。私のスマホカバーをとても気に入っていて、それがローズピンクとブラックの組み合わせなのです。自分も同じものがほしかったのですが、スマホの型が違い、同じものがなかったため、シャンパンピンクの単色のケースにしたのです。なので、彼女にとっての興味はそこに向いたわけです。

母は、もう、孫くんLOVE♡♡♡なので、孫くんとの思い出につながるスプリングにロックオンしたわけです。

同じものを見ていても、反応する箇所がそれぞれ違う。

人は、その人が持っているもので世界を見ている、とよく言われますが、こういうことなんですね。

たった数十秒のCM。この数十秒の世界においてですらこんなにも違いがあるのだから、実生活の世界に置き換えるとうんと大きな違いが生まれているんだろうなぁ、と思います。

そして、その人が発する情報から、その人が大切にしているもの、優先するものを知ることができることを再認識しました。

今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
それでは、また。


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