ありがとう、だけじゃ足りない。
長男 卒園前の最後の登園日。
毎朝の道を自転車で走りながら
色々思い出す。
慣らし保育に預けて
泣く長男を背中に感じながら
とぼとぼ泣きながら帰った日。
私が仕事復帰したとき我が職場は
子育て世帯が私以外皆無で
肩身が狭すぎる中、
保育園の洗礼に振り回されて
夜な夜な泣いた日。
癇癪に追い詰められ、
夜泣きに加えて夜驚症もあって
寝不足のダブルパンチで
バラエティーのADより
辛かったあの頃
朝登園させた時の
『お母さん、大丈夫?』に
保育園で大泣きしてしまった日。
発表会で並んで歌う同級生
壇上から飛び降りて逃亡する我が子に
心配で先生に長々相談した日。
『お母さん、大丈夫
長男くんには長男くんのペースがあるのよ』
教えられ、助けられた記憶しかない。
最近で1番覚えてるのは、
我が家は保育園で夕飯組なんだけど、
次男の発熱で夕飯前のお迎えになった日、
旦那不在のワンオペ日で
ああ、これから夕飯して、◯◯してと
頭をフル回転でお迎えに行ったら
もう子供達2人とも
夕飯を食べさせてくれていて
(本来なら発熱してるから
そのまま帰されるし、
何より、他の子の夕飯より早く
食べさせてくれてて)
帰ったらお風呂入れれば
OKの状態にしてくれていて、
帰ってから長男から聞いて
もう泣いちゃうくらい嬉しくて。
楽できた、とかより
ああ、私の大変さを
分かってくれてる人たちがいるんだ、
っていう安心が私を救った。
もう書きながら泣きそう、電車なのに。
感謝の言葉を伝えたいけど
いつも似たような手紙になってしまって
きっと伝えられてないけど。
とにかく、
ありがとうだけじゃ足りない。
それでも、ありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?