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男性が怖い、女性が怖い心理とは?恋愛関係より難しいのが人間関係

【質問】高間先生の文に「男性への恐怖は社会への恐怖に直結する」とありますが「女性への恐怖」は何に直結する のでしょうか?
また私事でサンプル数ほぼないですが、私は女性への恐怖がありますが、男性へは安心感や友愛 が発動されます。ですが根強い「社会恐怖」 があります。
また友人は、会う度に露骨な嫌悪を口にするほど「男性への恐怖(というより嫌悪かな)」があるのですが「社会不安」はありません。
ゆえか有能で仕事で成功してます(最後僻み?笑 ついでに友人にマウントとると、彼は仕事で成して、私は失敗続きですが、恋愛では逆転します。私は女性恐怖なのに変な話ですが...でも私の恋愛は成功ではないかもです、入口だけ勝率がいいというか)
ずっと考えてきたことなので回答いただけたら、とてもありがたいです。

質問者の方が男性の方か、女性の方か悩みました。最初は女性の方と思って読んでいたのですが、友人にマウントをとるクダリで、友人のことを「彼」と表現していたので、この人は男性か?と思いました。しかし、最初の直観にしたがって、質問者の方は、「女性の社会人」との想定でお返事を書きます。

【お返事】男女への恐怖は、母性・父性が関係しています。同性への恐怖がある人は異性関係も長続きしません。なぜなら恋愛関係は興奮を土台にして成り立っていますが、人間関係はそうではないからです。恋愛も長くなれば、人間関係へシフトしますから、次第にぎくしゃくしてきます。

※この記事は、Twitterの質問箱に来た質問を深掘りして回答したものです。

■男性への恐怖は父性に関係

男性に対してトラウマのある人は男性が怖いのは当たり前ですが、ここではそういう話は除きます。

男性(父性)というものは社会的な生き物なので、男性=社会と考えると、男性恐怖=社会恐怖です。

父性が足りなかった人も、男性への恐怖というより、社会への恐怖が根強くあります。

■女性への恐怖は母性に関係

女性(母性)は愛の生き物なので、愛情が信用できない人は女性が怖くなります。
質問者の方は女性と想定しているので、同性への恐怖になりますね。異性には安心感や友愛感情がわくというのは、それは恋愛関係に持ち込みやすいからでしょう。恋愛関係になれば、一時は安心ですよね。初めのうちは、複雑になっていく人間関係なんて気にせず、興奮のほうが勝っているわけですから。
同性のほうが、そのような興奮度が少ないため、最初から複雑な人間関係が発生しやすいので、恐怖を覚えるのです。

また女性=母性ですから、女性への恐怖とは母性が足りないときにも起きるでしょう。愛に対しての恐怖が発動します。そのため、愛というものが舞台になる「恋愛」においては、長続きすることが難しくなります。

■恋愛はできるが長続きしない

同性への恐怖が根底にある場合、異性への恋愛関係に持ち込みやすいということは理解していただけたでしょうか。だから恋愛では、開始直後は高い勝率を得ることができるでしょう。

でもそれは「入口」だけ、最初だけで、長く付き合っていくと、恋愛関係から人間関係がクローズアップされてきますから、付き合いがうまくいかなくなるのです。

■ではどうすれば?

恋愛関係を長続きさせるためには、同性への恐怖が減ればいいことがお分かりになられたでしょうか。同性への恐怖が減れば、人間関係もうまく回っていくからです。

・女性のあなたは、足りなかった母性を回復させていくこと。
・男性のあなたは、足りなかった父性を回復させていくことでしょう。

母性・父性については参考記事をご覧ください。

◇男性への嫌味

あなたの友人の「男性への嫌味」についてですが、嫌味が言える段階で、それは恐怖というものではないでしょう。感情的には怒りに近いと思います。ですから男性=社会への恐怖も不安もありません。

■まとめ

・男性への恐怖は、父性が足りなかったのかも

・女性への恐怖は、母性が足りなかったのかも

・同性への恐怖のある人は、異性関係においては、最初はうまくいくが、長続きが難しい。

⇒解決しない悩みのある方は、ソレア心理カウンセリングセンター へご相談ください。

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