愛着障害は生たまご、愛着不全は半熟たまご|回復すると、固ゆでたまごになる!
※今回の記事はラジオでも視聴できます。テキストを見ながらどうぞ▼
※この記事は、Twitterの質問箱に来た質問を深掘りして回答したものです。
■愛着障害は生たまごの状態
これは2022.03.08の私のツイートですね▼
詳しく説明します。生卵を愛着障害に例えています。
「外の殻」と表現している部分は、かりそめの成人期です。社会で生きるために、先生、本、友人などの外部との交流を通して身に付けた厳しめの生き方です。「かりそめの成人期」については下記のnote記事を参照ください▼
固まっていない「内側」とは、基本的信頼感が脆弱な状態、安全感がほぼない「乳幼児期」のままの状態の自分です。
彼らが固いゆで卵になるには、まず安全基地を見つけ、安全な交流を始めること。これがスタートラインになります。ちょうど、いい温度の温泉に浸かっている感じですね。この安全感の中で、半熟を経由して固ゆで卵になります。
固ゆでになれば、白身も黄身も固くなっているので、殻を割っても型崩れせず、しっかりしたたまご型を保っていられます。半熟は黄身の部分がまだ固まっていないのでこころもとないですね。
■愛着不全は半熟たまご
質問を再掲載します。
【お返事】愛着不全は、半熟⇒固ゆで でしょう。半熟度は親の状態によって違います。愛着不全になるのは、下記の2パターンです。
父:学童期 + 母:学童期 = 子ども:かなり半熟(かなり学童期)
父:成人期 + 母:学童期 = 子ども:半熟(学童期)
学童期とは愛着不全と同義と思ってください。つまり、学童期=半熟=愛着不全 こんな等式が成り立ちます。そして半熟度の差によって、飢餓感が異なってきます。
■愛着障害の親はどういう卵?
愛着障害の人は生卵
愛着不全の人は半熟
愛着不全の人の親は半熟
それでは愛着障害の人の親(養育者)はどういう卵でしょうか?
これは、卵では形容できません。虐待の養育環境を作る親(軽度知的能力障害)ですので、卵というよりも環境と考えたほうがいいでしょう。そしてそれは少なくとも地球環境ではなさそうです。火星環境くらいかもしれません。宇宙服は必要な環境です。
愛着障害の人の親は火星環境
火星環境の中でひとりポツンと生卵でいるのが愛着障害の人です。
◇ラジオのおやすみ談話室:温泉卵は、約70度のお湯に一定時間浸けて加熱した卵のこと。 プルプルした、とろっとした食感があります。黄身は適度に固まって、白身は半熟でとろっ。
■他の助けを求める
もし、あなたが相当なストレスを抱えていている場合は、臨床心理士などの心理の専門家にアドバイスを求めるとよいでしょう。あなたが圧倒的なストレスにうまく対処できるように、心理士は特別なトレーニングを受けています。
⇒解決しない悩みのある方は、ソレア心理カウンセリングセンター へご相談ください。
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