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ルッキズムの向こう側

歳のせいか、人気のイケメン・イケジョを見ても、みんな同じ顔に見える昨今ですw

蒼井優さんと二階堂ふみさんは区別付くようになったけど、福士蒼汰さんと中川大志さんの区別はあやしいです。
彼らは好きな俳優陣なのに…

興味の薄い最近人気のアイドルグループは、私にはもはやみな同じ顔w
見たことがあるかどうかも分からないレベル感。姪っ子が好きなアイドルくらいは覚えたいのに、たぶん何回も、どれ?と聞いている(哀)。

私たちが見て、"美しい"と思う美人には、黄金比があるといいますよね。
その黄金比に近くなるように整えていくのが、化粧や整形なんだとすると、イケてるお顔立ちがほぼ似てくるのは当然と言えば当然。
私のように半世紀も生きてると、区別が付かないのも、自然なのかも…?!
お隣、韓国では、お化粧をするように整形をすると聞きますが、美人に近づければ自ずと個性は消える、ということか。
韓国では整形が当たり前なので、どうやって個性を出すか?と行き着く先は、内面を磨くことになるんだそう。

一方、存在感のある個性的なお顔立ちやインパクトのある何かをお持ちの方が活躍する姿に、目を見張ることもたくさんあります。

大河ドラマで凛々しい江本拓さん。他の俳優さんでは代役が思い付かないですね。
藤原実資を演じる秋山竜次=ロバート秋山さんは、なかでも際立って異質ですが、あの存在感たるや!個人的に、彼の出てくるシーンは、毎回わくわくニヤニヤしてしまいます。

新しく始まった朝ドラの主役、伊東沙莉さん。あの声、かなり色っぽい低音ボイスだと思うのは私だけ?
なのに、なんだか全体的に小柄で可愛らしい。あのギャップに萌えます。

美人がいい、きれいがいい、イケメンがいい、若いのがイイ。
そういうルッキズムでは凌げない"何か"を持つ方が、人を惹きつける。

その何かとは…?

情熱、志、芯。

いや、情熱、志、芯に加えて、グッと惹きつけるのは、もしかしたら、「ギャップ」なのではないかしら?

江本拓さんは、ふだんどちらかというとアウトローなイメージ。それが、貴族役をキリッと演じるそのギャップ。
伊東沙莉さんはもう言っちゃったけど、小柄な見た目と声のギャップ。
ロバート秋山さんはギャップしかない!
まあ、わたし個人にしか感じないギャップかもしれませんが…

黄金比のイケメンを目指しすと個性が消滅するのなら、ダイバーシティを目指す世の流れの先には、美容整形が儲からなくなる未来がくるのかも。
しかし、美形にする整形から、新庄剛志さんのようにちょっとインパクト強めにする整形が流行るのかな?と思うのでした。

※写真は燕岳から見る槍ヶ岳です

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