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家族の結婚しろボディブローはかなりツラいがかなり有効

背中を押されて結婚相談所に登録して、半年くらいで結婚しました。よわい49歳。

私は特にバリキャリでもなく、実は…と結婚できない理由になりそうな、語れるトラウマがあるわけでもなく、そこそこ彼氏もいて、趣味の仲間もいる、
という、トップ・オブ・ザ普通。

どういう経路で結婚したのか?を、ソフト面(メンタル面)、ハード面から振り返ってみました。

ポイントになつたのは、8つだった気がします。

結婚相談所への登録前

【1/8】家族の結婚しろボディブロー
【2/8】恋焦がれる人と、一緒にいて幸せを感じる人とは違う
【3/8】恋愛をやりきった
【4/8】自分で自分をご機嫌に
【5/8】具体的に自己肯定感を上げた

結婚相談所への登録後

【6/8】熱心な仲人のアドバイスを素直にきいた
【7/8】いざ登録。どんな写真が良いのか
【8/8】申し込みがあればガンガンお見合い

家族の結婚しろボディブロー歴20年

これは、時代や世代共有の、キツいプレッシャーですよね。ボディブローで地味に痛む。
ほんと、お願いだから放っておいて、と思っていました。

このボディブローのせいでダメになった付き合いもありました。

でもダメになるような付き合いだった、結婚する相性ではなかった、と、今になって思います。

その場しのぎの”結婚しなくても一緒にいれられれば幸せ”という雰囲気作り

そもそも、好きな人と自然な流れで結婚したいと思っていました。
だからあまり結婚願望強めではなく、のんびり構えていたのです。
しかし、すぐにでも結婚しろと言う母と姉。
いつもケンカになっていました。

付き合っていた彼氏の中で、母と会ったことがある人もいましたが、
結婚したいという話をすると、関係が壊れてしまいました。

その経験からか、”結婚しなくても一緒にいれられれば幸せ”という雰囲気作りをするようになっていたと思います。

これは、子どもを持って家庭を築きたいのであれば、この雰囲気作りは絶対にしてはいけなかった
子どもを産んで育てるには遅いと気付いたときは、人生誤ったと、どん底に落ちたような気持ちも味わいました。

でも今では、子どもがいない分、自由な生活を送れてきたと思いますし、きちんと仕事を持ち、気を許せる友達がいるのなら、結婚しなくても十分。
結婚したとしても、歳を重ねて相方を見送ったら、結局最後は必ず一人になる。

結婚しようがしまいが、子どもがいようがいまいが、人生は自分次第、と思うようになりました。年の功ですね〜

姉が周りに声をかけてくれた

そんなのんき過ぎる私に、結婚しろボディブローを打ち続けてきた姉。
ケンカになることもしばしばでしたが、姉とその友達と、普通に遊びに行ったりもしていたので、その延長で、男性を紹介してくれたこともありました。そううまくは行かなかったわけですが。

そして、49歳になった頃、姉の知人に、結婚相談所の仲人業務を始めるというMさん、仲人業務をすでに始めているTさん、の2組が現れました。
Mさんは、私に初めての会員になって欲しい、と。

実は30代の頃にも、母に勝手に結婚相談所に登録されたことがあります。
しかし、その時の担当者はアドバイスや紹介など何もしてくれず(彼女は出世して忙しくなったタイミングだった)、
引き継がれた次の担当には「登録して申し込みが来ないのはご本人様次第なんですよね」と暗に失礼なことまで言われ、会費払い損になったイヤな思いしかない…
だから、今回も登録するつもりはありませんでした。

でも、今回の仲人さんの一人、Mさんは定期的に連絡をくれたり、とても熱心でした。姉の知人ということもあり、きっぱり断るのも気が引け、のらりくらりとかわしていました。

さらに、私は趣味の登山が忙しく、週末はほとんど約束が入っていたので、登録準備する時間がなかった、という理由もありました。
自由に遊びすぎていると、結婚の機を逃すことに直結しますね…。

でも、Mさんは知人の妹ということでしっかり責任をもって対応しようと思ってくれており、さらに初めての会員ゲットのために、熱心に声をかけ続けてくれていました。

普通なら放置されていて当然でしょうね…。実際Tさんのほうは、他の会員さんもいらっしゃったでしょうし、やる気のなさそうな私には1〜2ど連絡をくれた程度でした。

親の老い…ヘビー級プレッシャーでノックアウト

そうこうMさんからの登録をお誘いをのらりくらりと交わして、半年ほど経ち…

母が同じことを何度も質問してくるようになりました。
もともとすっとぼけた母ですが、ただ耳が遠くなっているだけではなさそう…母に認知症の兆しが見えてきたのです。

それでも、50歳を前にした娘に、結婚してほしいと変わらず思っている。
娘のことを本当に思ってくれている。

そんな母の老いを感じ、心底心苦しくなりました。
これは、ヘビー級のプレッシャーです。

よし。せっかく姉がくれた機会。登録して半年くらい活動してみるか。
結婚相談所に登録するような男性に、魅力的な人はいないだろう、女性の自分も同じだな…。
やってみてダメなら、母も姉も諦めて、自然に任せたい私に納得するだろうし、何より私が結婚に向いていないと結論が出たらそれはそれだ。

そう思い直し、Mさんに連絡して結婚相談所へ登録してみることにしたのでした。

結論──
家族の結婚しろプレッシャーは利く!

今それに悩まされている方も多いと思いますが、それは家族の愛のムチだと思って、頑張って向き合っていただきたいです。

それにしても、魅力的な人はいないだろう、なんて、ずいぶん失礼なことを思っていたなぁ…。
そして、自分のこともずいぶん否定していました。これも結婚できなかった理由の一つ。自己肯定感を上げられなければ、これも解消できず、結婚できなかったかもしれません。

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