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義侠心の芽生え、アドバイザーの設置

今でこそソーラーアドバイザーが何人もいて、太陽光発電の導入相談に乗る形を取っていますが、当初はそんな気はありませんでした。
ただ見積を欲しい人と太陽光の会社を結びつけるだけで人が介在する気は無かったのです。
引越の見積サイトなどが典型で、登録したら引越会社5社くらいに情報が送られ、そこから一斉に各社から営業がかかってくるというスタイルです。

実は元々は同じようなスタイルにするつもりでした。
サイトでの集客を強化するために、太陽光発電システムを検討する人達がどのような不安や疑問を持っているかを知りたくて、「入力された住所に間違いがないか確認させてください」という体で、電話をかけてヒヤリングをしてみたのが事の発端です。

電話をかけてみて驚いたのが、とにかく質問、相談をされることされること。
まだまだ太陽光発電の知識は勉強中で、素人さんよりは詳しいかなというレベルで、相場価格のデータもありません。
それでも、いやいや常識的に考えてその提案価格はあまりにぼったくりに合っていませんか?という方や、なんで一つのメーカーだけ提案をうけて契約しようとしているんですか?という方、え?そもそも昨日契約してしまっているのですかという方まで、もうわんさかわんさか出てきます。

そうこうしている内に、片手間で始めたこの電話ヒヤリングがこのビジネスの大事なポイントかもしれないと気づき始めます。
パートナー企業さんに聞いても、ソーラーパートナーズから紹介されるお客さんは非常に質が良いとお褒めの言葉をたくさんいただきます。
そしてなにより、太陽光発電業界における情報の非対称性を元にした悪質な販売方法がはびこっている状況に何とかしないといけないという義侠心みたいなものが芽生えてきていました。

1期目のいつだったかは記憶していませんが、秋ごろにはアドバイザー業務は必須であると決めていたと思います。

そこからはメーカーの施工ID研修を受けにいったり、しょっちゅうしょっちゅう太陽光発電の管轄官庁である資源エネルギー庁に質問したり、勉強を重ねましたが、明らかにアドバイザーとして力不足であることが、やればやるほどわかってきます。電力会社への申請の仕方も補助金の申請についても、知らないことばかりです。

今もソーラーパートナーズのバリューの1つとして置いている「現地現物」

これは自分達で実際に販売をしてみない事には、アドバイスしきれないなと気づきました。



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