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生活費削減~住宅ローン~

今は太陽光発電・蓄電池・オール電化・外壁塗装の見積相談サイトの運営していますが、新卒で入った会社はマンションデベロッパーでした。

商品企画部所属で、平日はマンションのチラシ作成や物件パンフレットを作ったり、新しいモデルルーム作ったりなどなど。

土日はモデルルームで接客。営業部には絶対負けるなと発破をかけられていました。

2000年当時の住宅ローンは銀行の変動金利で2.375%、35年固定の住宅金融公庫の金利が2%後半だったと記憶しています。

ところが今の住宅ローンは35年固定のフラット35ですら1.3%。銀行の変動金利に至っては0.6%とか住宅ローン控除の1%を切ってしまっているので、住宅ローンを借りるとまさかの逆ザヤでお金が増えることになります。

(住宅ローン控除は年末の借入残高の1%を税金から控除してくれるというものなので、仮に3,000万円の残高がある場合はその1%の30万円が控除されます。住宅ローン金利が1%を切っていると1年間の金利負担額がこの30万よりすくないので、お金を借りているのにお金が増えるという不思議なことが今は起きています)

何が言いたいかというと、とにかく今は住宅ローン金利が空前絶後の低さだということです。だからこそ金利が高い時期に住宅ローンを借りてほったらかしになっている人は必ず見直しをして欲しいのです。

例えば、15年前に3500万円の住宅ローンをフラット35で借りた人は、優遇金利がついて2.87%でした。
その人が繰り上げ返済をしていなければ、現在の残債は2411万円です。

これを今同じくフラット35で借り換えた場合、金利は1.1%となるので、月々の返済額はちょうど2万円下がります。
そしてここからあと20年払い続けると、35年の総支払額が、453万円も少なくなるのです。
借り換えの手数料などで、60万円~90万円ほど発生しますが、補って余りある削減額です。

ただ本当に多くの人が、なんかよくわからない、なんか面倒くさいと手をつけずに今も払い続けています。
これは決して面倒だからやりたくないというレベルの金額ではないと思います。
このケースなら毎月の生活費が2万円安くなり、トータルの支払額が300万円以上安くなるという話です。
ぜひ一度、借り換えのシミュレーションをしてみることを強くお勧めします。

そしてベストはこの住宅ローン借り換えの際に、太陽光発電システムや蓄電池を買って、その住宅ローンにその代金も組み込んでもらうことです。

そうしたら月々の支払額が下がったにも関わらず、太陽光発電や蓄電池が設置されているという素敵な状態が出来上がりますので是非。


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