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もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑩廊下)

階段スペースがもったいないので3階をなくしてロフトを作った話を前回書きました。スペースがもったいないと言えば、次に来るのは廊下。

建築面積に余裕のある大きな家の方はお好きに廊下も階段も作っていただいて結構ですが、これは我が家のような隣家とびったびたの狭い土地に何とか戸建てを作り、それでも生活スペースを少しでもゆとりあるものにしたいという切実な願いを持っている人向けの話です。

基本的に廊下は無駄です。物は置けないし、その分部屋が狭くなります。

そんな廊下を少しでも無くすためにできることはいくつかあります。

我が家は長女、長男、次女と子供が3人います。モデルプランでは一階に3部屋あったのでそれぞれの子供部屋にしようと考えていました。しかし狭い縦長の土地に建てる家なので、そうなると3部屋の扉にかかる長い廊下が必要になります。どうにもこの廊下が無駄過ぎて嫌だったので、女子2人の部屋を1つにまとめて扉を一つにしその分廊下を短くしました。
結果として廊下に圧迫されていた洗面所を広くすることができました。

つまり廊下を無くすには部屋数を少なくすることがまず1つです。

次にできることは、昔の日本家屋のように部屋と部屋をくっ付けてしまうことです。時代劇に出てくる武家屋敷などは襖を開けるとすぐ隣の部屋がでてきます。あのイメージです。

元々は階段を上がって廊下があり、リビングに入る扉と寝室に入る扉があったのですが、これも廊下がもったいないので無くし、いわゆるリビングイン寝室にしました。当然階段もリビングインです。

階段とリビングの続きのところの壁も腰高にすることで階段上部のスペースもリビングに取り込んだ格好になっているのでより開放感が出るようになっています。

この時に1つ注意点があります。
これは我が家のことではなくて、別社員の話ですが、小さい子がいるので便利だろうとリビングイントイレ(リビングにトイレの扉がある)を作ったそうです。
たしかにトイレトレーニングには最適だったそうなのですが、如何せんトイレを流す音などが気になるため、大人は非常に使いづらいとのことです。
メリットデメリットあることを事前に知っておいてください。

我が家も同じく2階にトイレがありますが、リビングイン洗面所からのトイレなので音漏れ問題も起きず快適です。


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