「マガジン航」【note分室】

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マガジン航 【note分室】 を始めます

マガジン航 【note分室】 を始めます

 2009年から発行してきた「マガジン航」というウェブメディアの性格を、少し違うものにしようと考えてきた。創刊時に掲げた「本と出版の未来」というテーマは、すでに古くなったと考えるからだ。つまり、それらはもう「現在」にある。電子的なメディアはPublishingの補助手段というよりは、むしろ最初の場になりつつあるからだ。  「マガジン航」を始める以前、私は「はてなダイアリー」のヘヴィユーザーだった。しかし自分のブログへのアクセスがいくら増えても、モノローグであることの虚しさから

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ニキ・サントス・クルーズ

ニキ・サントス・クルーズ

1.  わたしの手 わたしの手はよくはたらく。マニラにいたときは鉄くずをひろったり物乞いをしたり食器をあらったり橋の下の家をそうじしたりお金をかぞえたり家族のためにはたらいた。自分のためにも少しだけはたらいた。絵をかいた。字もかいた。でも学校へはかよえなくなった。中学で終わり。  中学は好きだった。とくに友だちのニコル。かのじょは利口で気がきいて友だちおもいだった。彼女の家は橋の下じゃなかったけどばかにしなかった。すごくあいしょうがよかった。「イシンデンシン」って感じ。勉強も

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