自己紹介⑅◡̈


今日は今までの経歴を振り返り乗り越えてきたこと
そこから得た気付きを思い起こしながら
私の自己紹介とさせて頂きます。

美容師という着ぐるみを着た私ではなく
本質の私を知っていただけると嬉しいです。

改めまして。近藤るみです。

1981年7月11日
北海道旭川市で畠山家に生まれました。

父は歯科技工士。
母は主婦時々パート。
2人の兄、末っ子長女として育つ。

母から、生まれた時から反抗期と
言われるくらいわがままだった若き頃。
自分の思ったようにしたいということを
抑えることができず、伝わらないと泣く
喜怒哀楽が激しい子でした。

母は兄の野球や役員などに忙しくしていたので
日頃から祖母の家によく行っていました。
ばあちゃんの家に泊まるのが大好きで
真冬ばあちゃんと掛けていた布団が
息で凍るような寒い日のことや
あっつあつの五右衛門風呂に入ったことなど
ばあちゃんとの思い出は
とてもよく覚えています。

幼少期〜小学生の頃は
兄と同じがよくてお人形をほうり投げて
車で遊んでるような子でした。
小学生の頃はピアノや習字を習っていました。
ピアノは普段の練習はせずに
発表会だけ張り切る子でした。
習字で得た字はその後
丸文字ブームで崩されていきました。

この頃私の憧れていた生き方は
テレビドラマ裸の大将の山下清。
リュックに赤い傘、塩むすびをお供に
旅をして絵を描く
あんな毎日を過ごしたいな〜と思っていました。
今もあのゆったり感に憧れています。

中学生になり図画工作が好きだった私は
友人達がスポーツ部に入る中
ひとり美術部に入りました。
が、デザインや絵を学びたい思いとは
違った雰囲気を感じ1年で辞めてしまいました。

その後私の心を動かしたのは
近所の美容師さん。
中学生までは家で素人の母に
髪を切ってもらっていましたが
内田有紀ちゃんのショートが大流行して
初めて美容室へ行くようになり
その美容師のお姉さんが面白い方で大好きでした。
兄の友人も美容学校に行っていると聞き
美容師さんになるための学校があるんだと知り
今すぐにでもやりたい事になりました。

美容師さんって人の気持ちを明るく変えれるんだと
実感し、私も人を笑顔にしたい!
それが美容師になると決めた始まりで
今も1番大切にしている自分のありたい姿です。

美容学校へ体験見学に行き
私が高校入学の年までは
中卒で美容学校に入学できると聞き
中卒で入学することも考えていた頃
世間はコギャルブームに入り
制服もいいかもというそんな理由で高校入学。
が、美容師になろうと決めているのに
今している勉強は?このまま3年間?
美容師になるためのことを早く学びたいと
1年生の冬に退学。父母ごめんなさい。

自分の直感を信じ
決断することの大切さを感じる出来事でした。

この事をきっかけに自分の人生を
何かのせいにしたり後悔しないためには
自分で決めることだと気づき
それから過去を後悔することはありません。

退学からの半年間はとても長く感じ
私の中ですごく色々な葛藤があった時期でした。
なんのために生きているのか?など
自分と向き合う時期でもあり
そんな私を支えていた一言は
母の「信じてるから」でした。
迷いがあってもこの言葉で
自分に戻ってこられました。

そんな16歳の夏、近所の美容室に電話を掛け
見習いで働かせてもらえることになり
秋からは美容学校の通信教育も受け始めました。
その美容室では少し大人の先輩達と
2年間たくさんの学びと楽しい時間を
過ごさせていただきました。

その後ニ店舗目では同世代のたくさんの仲間達と
出会い、夜中までの練習も今となっては
楽しい思い出として残っています。
この店舗では先輩から学び、後輩に教えるという
教育者の立場からの学びもありました。
真面目な子には型にハマり過ぎないように
その子の感覚を信じて大事にして欲しいという
思いなどからたくさんの気付きもありました。
一緒に働く仲間やお客様、人間関係に恵まれて
とっても楽しく過ごせた8年間でした。

結婚を機に札幌へ引越す予定で退職しました。
が、夫が旭川に戻ってくることになり
私はそのタイミングでずっと長期旅行に
行けなかった夢を叶えたく友人と沖縄へ。
マンスリーマンションを借りて
3ヶ月近く滞在しました。
ゆったりと働きたい、他の仕事への興味もあり
短期で島のカフェや試食販売のバイトなど
違う仕事も経験してみて
やっぱり美容師をしている自分が
一番好きだなと再確認できました。

沖縄滞在中ではその土地の食材で作りご飯を食べたり
砂の上に座り空を眺めて風を感じたり
五感を満たした時幸せを感じるんだと気づきました。
あの時から日常の中の小さな喜びに気づき
今この瞬間を大事にしようと過ごしています。

その後29歳で長男を出産
サロン内に託児所がある美容室に一緒に通い
その4年後次男を出産しました。
次男も生後7ヶ月から保育園に預け
一緒にいる時間が少ないことに
罪悪感を感じていました。

そのまま3年後
急に訪れた居抜き物件美容室開業のお話。
長男小学1年、次男3才の時でした。

元々のオーナーが今月いっぱいで辞めるので
3日以内に決断してほしいとのことで
夫と3日間話し合いをして
最後は夫が背中を押してくれました。
この時を振り返ってもいつも誰よりも
美容師である私を夫は応援してくれていると
感じています。

そこからは自分の理想の美容室が作れることが
楽しくて、ひとりサロンなので惜しみなく
お客様に時間も想いも捧げられ
自分の働き方ができること
美容師としての生き方の視点が変わった時でした。

私の創りたかった美容室とは
元気になり笑顔になり
行くのが楽しみになる場所でした。
お客様ひとりひとりにサロンへの価値を
感じて欲しいと思い
技術面、居心地にもこだわっていきました。

そんな中家族や自分の体のことを考えるようになり
食事や体に影響を与えるものなど
少しずつ変えていくようになりました。
自分で調べていくと今まで良いとされていたものの
本当の姿を知り、違和感を感じたものは
自分で調べるということの大切さを知りました。

サロンでお客様に使っているものは?
世間では人気があるものの本質はどうなのかを知り
色々なことが見えてきました。

本当に自分が納得できるものを選び
お客様の本質のお悩みに一緒に向き合い
サポートしていきたいと思っています。
そしてお客様が自分のステキさに気づき
自分らしい生き方をいきいきとしていける
きっかけをつくれたら、とても嬉しいです。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

                  近藤るみ


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