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変えられないものは何ですか?


形あるものはいつか壊れます。
平家物語の冒頭に祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きありとあります。


諸行無常
お釈迦様は「今、一瞬一瞬が変わり続けているのですよ」。諸行無常と教えてくださります。健常者と障がい者と対比のように使われる言葉がありますが、健常者が常に健常者であり続ける事はありません。誰しもが必ず車いすに乗り、年老いて更には死にゆきます。心も嬉しいかったり、悲しかったり。嬉しいしかなければ嬉しいとは感じません。常に変化し生まれては滅する、この理を仏教では生滅の法と呼び、生滅の法は苦しい事なのだと説かれます。


ただこうも説きます。生滅が苦しいのではなく、私達は自身を含む物事を常なるものと考えてしまいがちです。
そしてそれが苦しいのです。健康が常なるものと、愛情が常なるものと捉えることが苦を生みます。これが仏教の基本的概念である諸行無常です。


衰えることを正しいことと捉える
諦めることを良しとする


ほとんどの場合周囲の目を気にしています。
諦めたくても諦められないのは周囲の反応が怖いからではないですか?
逆に続ける理由は周りからの見られ方を気にしているだけ、だからではないでしょうか。


もし他人からの見られ方や他人と比較することで諦められないのなら、もっと自分本位になってみましょう。
自分がしたくないこと、したいことをしっかり分ける。このように、自分の意思をじっくり考えましょう。


必要な抗いは重要ですが、無茶な事をする必要はありません。


筋トレで重い重さを持つ事への執着
無駄とは言いませんが、それ自体が全てでは無いという事です。

自分自身の身体への考え方がはっきりすれば、自ずとやるべきことがはっきりします。
その中で重い重さに拘らなければいけないのなら、拘る事も必要かもしれません。
しかしもし必要無いと思えたら、実行すべきことがはっきりします。


自分は自分です。
他人との比較は健康に関しては必要無いと言えます。

#人との比較は必要無い
#健康は自分のもの

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