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【何故人を564てはいけないのか?】

何故人を殺してはいけないの?
ときかれたら
あなたは何て答えますか。

ギョッとするような質問ですみません。

例えば子供に
「何故、人を殺してはいけないのか?」
ときかれた場合、

あなたがパッと思いつくのは
次のようなことではないでしょうか?


誰かが悲しむから。

その人が痛い思いをするから。


そんな答えを
思い浮かべるかもしれません。


しかし

社会的なことや
法律的なことや
倫理的なことでは
子供を…

いえあなた自身を
納得させる答えは出ないでしょう。

何故なら実際のところ、
それは誰にもわからないからです。

では何故、
人々は殺人をNGとするのでしょうか?


一つだけわかることは、

殺人がいいか悪いかというものは

人間の都合でや
その時々によって、
変えられるものである

ということです。

宗教観によって、
倫理観によって、
道徳観によって、
時代によって、

いいかいけないかが変わってきます。

例えば、
戦争では肯定され、

もっと昔の日本であれば、
仇討ちをしないと末代までの恥…
という時代背景がありました。

もし本当に、
殺すことがいけないとするならば
死刑もいけないはずです。

もっと拡大解釈をするのであれば、
家畜を殺すことも、
虫一匹殺すこともいけないはずです。

全てを通してみていくと、
『殺してはいけない』
ということは食物連鎖の崩壊を意味します。

とするならば、

殺してはいけないという裏には、
人間だけはどうも

食物連鎖の輪には入りたくない

という意図があるということになります。

しかし、
それが本当にいいことなのでしょうか、
これもまた誰にもわかりません。

そもそも

殺していい、悪い
という考え自体に問題がある

ことになります。

殺していい、悪いではなく、

生きている間に人を殺すこともあれば、
殺されることもある。


これしか答えようがありません。

ただ、
それが個人的にない方が助かるけれど、
そういうこともある。
ということを踏まえて
生きていくしかありません。

じゃあそうならない環境を作れば良い、
と思い作られた世の中・方向性。

殺さない・殺されない、
そういった環境を社会でつくり出すその方向性。

全ては安心安全の為に、という方向性。

もう既に人類は
マズい方に進んでいっているのに
お気づきでしょうか?

あとがき:
内容として
冤罪の言及ではないのですが、

今見ているドラマ、
長澤まさみさん主演のドラマ「エルピス」

冤罪のお話で、
少し前にやった「教祖のムスメ」も
そんなようなお話だったかな…
とふと思い出しました。

私が記事をあげる時は、
必ず問題提起を実はこっそり
含ませているつもり…です。

こういうドラマを観る度に思う事は、
いつ
どこで
自分が
こういった被害を
受けるかもしれないという、

客観的立場に立ってみる。

ただのエンタメで終わらせてはいけない
といつも思います。

その時は突然やってくる。

誰もが、そんなまさか。
と実際くるまで
何もしない、意識しない。

平和だからといって、
平和に甘んじるようではいけない。

ドラマもまた我々に
問題提起をしているのだと。



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