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【アダルト怪談?】本当にあったかもしれない怖い話

「ほら、ここだろ ここがいいんだろ…ううっ、あたってるぞ」

フンフンと正常位で腰を振る男を上に見ながら

「あんあん、そう、そこよ  いいのぉ~~」と

それなりの声をあげつつも

イマイチだな、という感が否めない時…誰しも一度は経験あると思います←ない?あるよね?

こんな時、あの手があるじゃない!

ベッドの足元に、昔の男が座って
私がいろんなことされちゃってるのを じっと見られてる、という妄想

これね、かなり気持ち高まりますよ 
時々、使います(^-^) 
背徳感は時にいいスパイスになるわけです

つい先日、ラブホでマツモトキヨシ(仮名 47歳 離婚歴2年目 会うのは5回目)との逢瀬の時のこと

昔の男が足元にいるのを妄想しながら

上になったり下になったり
あんなことや こんなこともして
キヨシお得意の「両足曲げたほうが深く挿入できるよ体位」
をしていたのです

ああ、なんてフシダラな私…
あの人に見られて感じてるなんて恥ずかしい…見ないで

ああ でも、見て
なんて想像しながら、ふと天井を見上げると





いるやんけー!!!!

ホンマにじっと見てるやん!

あわわわわ

驚きは恐怖に変わり

恐怖は 締め付けに変わったらしい

「うわっ!す、すごいよ、なうなう

あゝ、ダメだ、そんなにキツく締めるといっちゃうよ」

いっちゃえ!いっちゃえ!

こちとらそれどころじゃねえんですわ

居てます
居てます

見てます
見てます

あー!
目があったぁぁぁ

「悪霊退散!悪霊退散!エルエムエッサイムエルエムエッサイム!」

懸命に小声で呟いていると

勢いを増して腰を振ってたマツモトキヨシが果てた

と、同時に

天井の男は消えていた…

あれ、だれ?

全く身に覚えのない男だった
だった、はず

あれ?

どこかで一度したことある?
いや、あの顔に見覚えは無い…
AV男優?
仕事先でプレゼンしたとき、目があった人?
いやいや違う…
などと逡巡していると

「なうなう、今日、すごくよかったよ。最高だった」
とマツモトキヨシがささやく

「私もぉ! こんなの初めてぇ」と
とりあえず抱きついておいた

ええ、そこは真実…初めてのこと

…こんなの、二度と経験したくないけどな


ああ、こわっ


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