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絵を仕事にする2

絵を仕事にする1→https://note.com/soko_ayaka/n/n658832683d5c

というわけで、イラストレーターについて検討する。
イラストレーターとひと口に言っても様々な業務形態がある。デザイン会社などに就職し安定した給料をもらって割り振られた仕事をする、個人で作品やグッズを作りネットショップなどで販売する(これはアーティスト寄りだろうか)、クラウドソーシングサイトなどで依頼を受けたりコンペに参加して報酬を得るなど、ほかにもたくさんあるだろう。
その中で自分に合うものを検討してみると、クラウドソーシングサイトやコミッションサイトなどで、個人で仕事を受けるのが良さそうだった。

まず、家の中で完結できる。
クライアントとのやり取りは、基本的にサイト側が用意しているメッセージツールを利用し文字のみであることが多い。直接会って打ち合わせをしたり、電話で話す、というような私にとって苦痛であることは避けることができる。通勤も無い。
次に、仕事をする時間やスケジュールを自分で決められる。
創作時間の確保が最優先だった私には、これはかなり魅力的だった。原稿の締め切りが近くなれば受注を休めばいいし、納期を長めにさせてもらえばプレッシャーも減らすことが出来る。
依頼内容を自分が対応できるものに絞ったり、交渉することができるのも良い。最初に相談してください、と表明しておけばいいのだ。折り合いがつかなかったり、自分では対応できないと判断した場合は、依頼を受けない、という選択もできる。

私みたいな独学素人が絵を仕事にしようとしたら、依頼は選んでられないのでは、と漠然と思っていたが、別に本業をやめるわけでもないのだから、そんな心配は無用だったのだ。
そう、絵だけで食べていこうとしている訳ではない。だからもっとゆるく気楽に考えてよかった。
自分の中にあったハードルが一気に低くなった。

とりあえず、経験を積む、個人で絵の仕事を受けるということを体験する、くらいの気持ちで始めてみることにした。
そこそこの価格でそこそこのものを納品できればOKとし、手軽そうなコミッションサイトに登録し、Twitterでちょこっとだけお知らせした。

こうして、絵を仕事にする最初の一歩を踏み出した。

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