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オタク遍歴を自己紹介に代えて

はじめまして、側溝と申します。
文章は書きなれていないので、誤字脱字・怪しい文法など散見されるでしょうが、ほんのりと見守っていただければ幸いです。

さて、noteを始める際に「とりあえず自己紹介書いとけ!」という案内があったような気がするのですが、馬鹿正直に書くと
「長年読専をやってきた生産性皆無のオタクです~ピース」
で終わってしまいます。
それではあまりに悲しいので、今まで通ってきた作品やキャラクター、ジャンルなどを書き連ねて自己紹介に代えさせていただければと思います。
なんかめっちゃ長くなってしまったのでご注意ください。

幼少期~逆張りオタクの片鱗~

最古の記憶は幼稚園くらいなのですが、その頃はポケモンがとにかく大流行していました。
私も例にもれず、「ピカチュウ可愛い~サトシかっこいい~」と思いながら観ていたのですが、ダントツのお気に入りキャラはライバルポジションのシゲルでした。
後から母に聞いた話ですが、アンパンマンでもばいきんまんが一番好きだったそうです。

最高にマブい

当時から逆張りオタクというか、まあ、そういうことですね。
あと忍たま乱太郎では当然のように土井先生と利吉さんが好きでした。

小学生(1~3年生頃)~まだ純粋な頃~

小学生低学年の頃に伝説の性癖捻じ曲げ漫画としても名高い、カードキャプターさくらに出会います。
ただ、ストーリーやキャラクターももちろんですが、純粋に衣装の可愛さ・出てくる小物デザインに最も惹かれていた記憶があります。
それはそれとして、桃矢お兄ちゃんと月さんが出てくるシーンは読み返しまくっていました。

余談ですが、先日友人とデザフェスに行った際におしゃれなブローチを出品しているサークルを見かけて、
「CCさくらにもブローチにまつわる話があったなぁ」と思っていたところ、
友人が「CCさくら読んでたからブローチとかめっちゃテンション上がる」と言い出し、お前は……私か……?となりました。
話が合う友人がいることは幸せですね。

そして小学生時代の鉄板の思い出話といえば、
「ちゃお派?りぼん派?それともなかよし派????」ですよね。
私は最初なかよしを読み始め、途中にちゃおに鞍替え。アニマル横丁が読みたくて最終的にりぼん派になりました。
当時一番好きだったのはHIGH SCOREアニマル横丁。まさかのギャグマンガ枠2作品です。本誌を買って真っ先に読むのがこの2作品でした。
ちなみにアニ横の最推しはケンタです。不憫可愛いという感情がおそらくこの頃からあったものと思われます。

あと当時りぼんの公式HPにはミニゲームコーナーがあったんですよね。今は亡きフラッシュゲームです。
私はその中でアニマル横丁のパズルゲームを狂ったようにやっていたのですが、短いループで延々同じBGMが流れるので家族のストレス値はマッハだったと思います。(今でもBGMを覚えています)

消えものパズルゲーム…?みたいな?

ちなみに私はこのゲームが忘れられなくて、メルカリでCDROM版を買いました。まだやったことはないです。

小学生(4~6年生頃)~自我の芽生え~

曖昧な記憶ではありますが、確かこの辺りで自分用の携帯電話を買ってもらいました。同世代の中では早かったと思います。

元々パソコンがある家だったので、お絵かきBBS個人HPは閲覧しまくりでしたが、ここで携帯個人サイトにも手を出し始めます。
パソコンは当然家族共用、置き場所もリビングだったので閲覧するサイトもある程度気を使います。
が、携帯の場合は何を見てもバレない!ちょっと怪しげなあんなサイトもこんなサイトも見れちゃう!ということで、色々見ていった結果ここらで二次創作という存在を知ります。

間がいいのか悪いのか、この頃私は少女漫画よりも少年漫画、特にジャンプ作品にはまっていました。
二次創作ってジャンプ作品に多いんですよね、今も昔も。
あとはお察しです。
「D灰」「脱色」「復活!」「庭球」の意味が分かるみんな、僕と握手!

ちなみに調子乗って色々見ていった結果、ワンクリック詐欺に引っ掛かり母親に泣きつきました。
今でも思い出そうとすると死にたくなる思い出TOP10に入っています。

中学生~俺って異端か?~

一番の黒歴史です。正直抹消したい過去でしかない。
ただこの頃の友人と未だに交流が続いてたりするので、悪いことだらけではなかったです。

オタクとしては非常に活発な時期で、前述したジャンプ作品ももちろん、ラノベや小説を一番読んでいたと記憶しています。
特にはまったのが西尾維新さん「戯言シリーズ」、そして結城光流さん「少年陰陽師シリーズ」成田良悟さん「デュラララ!!シリーズ」
あとは那須きのこさん「空の境界」「DDD」などですね。
それ以外もかなり読んでいました。
ところでDDD続編まだですか?毎回FGOのアンケにも書いてるんですが???

アニメも一番見ていた時期です。上記含むラノベのアニメ作品が流行っていた時期というのもありますね。
ちなみにドはまりしたのは「HELLSING」「BLACK LAGOON」など。見事に厨二病だァ!
思春期にこの辺を吸いまくったオタクがどうなるかは、察するに余りありますね。

後はゲーム。小学生のころからぽろぽろゲームはやっていたのですが、中学生の頃といえば音ゲーが非常に人気な時期でした。
ここで登場するのがポップンミュージックです。ちなみにゲーム自体はまtttttったく上達しませんでした。
ただ、とにかくキャラクターが魅力的。二次創作を漁りまくってました。

また、二次創作でもアングラな作品が多かった印象です。
私はグロが苦手なのですが、この頃は「こういうの好きなオタク、かっけぇ~!」みたいなイメージがあり頑張って読んでいました。
今はかなり少なくなった印象ですね、スポ根もので絶対にバトロワパロをやっていた人たちはいずこへ……。

とりあえず支給武器から考えますよね

中学生といえば「ハッピーツリーフレンズ」とかを見て「私こういうの全然大丈夫なんだよね~ww」とイキる生き物だと思っているのですが、今の中学生はどうなんでしょうね?いまだにハピツリを見ているのだろうか。

この頃は「他の誰も見つけていないジャンルに出会いたい!」という気持ちが強い時期でした。
今思えば「周りとは違う自分」を演出するのに精いっぱいで痛々しい限りなのですが、おかげで出会えた作品も多いので結果オーライということで。
友達はできなかったけどな。
今も気になった作品は有名・無名問わずすぐに手を出すところがあるので、この頃のスピリットは失われていないものと思われます。

あとこの辺で母が腐女子であることを知ります。
道理で小学生の私に面白いよ~と言いつつ「戦う!セバスチャン」とかを渡してくるわけだ。
(「戦う!セバスチャン」シリーズは非常に面白いマンガなので普通におすすめです。私は最近kindleで買いなおしました。)

高校生~友人に感謝~

この頃からSNS――というか、Twitterが流行り始めた記憶があります。
通学時にひたすらTwitterを眺めるようになりました。

高校は勉強頑張ろうぜ!という校風で、部活動や学校行事は盛んではありませんでした。今過去に戻れるなら確実に同じ高校には入りません。
その代わり、中学時代とは打って変わって人間関係には恵まれました。

いかんせん1年生の1学期から7限目まで授業があるような学校だったので、小説を読んだり、アニメを見たりする時間はぐっと減りました。
その代わり音楽を聴きながら勉強することが増えたので、邦楽ロックをよく聴くようになりました。

受験期に見事にはまったのがイナズマイレブン(アニメ)です。
同級生が自習室に残っている中、私は夕方からCSで放送されるイナイレを見るために帰宅していました。
当然本命の大学には落ちました。

当時の推しです。

この頃は特撮作品もよく見ていました。(流れでプリキュアも)
特撮きっかけで知った俳優さんが、今映画などで大活躍中だったりするのですごいなぁと思います。
ロックバンドといい、実在の人間に一番興味を持っていた時期ですね。

新しい作品には触れにくくなりましたが、携帯があるので二次創作には触れられました。(この頃にはガラケーでもpixiv見れましたし)
中学時代の友人ときっちりコミケにも通っていましたね、お年玉握りしめて。

また、中学時代からちょろちょろと絵を練習し始めていました。
お小遣いでペンタブを買ったこともあり、ちょっぴりpixivの交流企画などに参加していました。
まあ、生来のコミュ障と絵が下手なことによる筆の遅さ、そして親に自分の絵を絶対に見られたくない…!という気持ちから活動時間も限られ、結果まったく交流できずに手を引きました。

大学~金と承認欲求~

本命に落ち、滑り止めの大学に入ったのですが、うっかりキャンパスの場所を確認せずに入学したため実家から片道2時間以上かけて通っていました。
それでも一人暮らし代よりは安く済みますからね。

バイトも始めました。そんなに稼いでいたわけでもないですが、1年生の頃は収入が増えたことがうれしく、ひたすらに同人誌即売会に赴いては端から買う日々でした。
友人ととらの穴K-BOOKSに通っていたのも良い思い出です。
グッズやフィギュアも買いまくっていたので、金銭面では一番オタクとして活動していたと思います。

この頃はソシャゲが流行っており、私も片っ端から手を出していました。
とにかく新作が出たらダウンロードし、リセマラし、ある程度まで進め友人に勧め……というのをひたすら繰り返していたので、友人の一人に「うまくやればその情報で金稼げるよ」と言われていました。

当時はいやいや~と言っていましたが、まだソシャゲ系Youtuberなども少なかった頃なので、そういったプラットホームで情報発信をやっていればまた違う道があったかもしれませんね。

ちなみに一番力を入れていたのはディバインゲート、FGO、あんさんぶるスターズ!などです。ディバゲ……再開しませんかね……。

やってた人なら多分これでもわかる はず

後半は友人に誘われてコスプレなんぞもやっていました。
上述した通り、ものづくりに関してスタミナが続かず、かつそれを人に見せることに非常に抵抗のある私ですが、コスプレによりそのハードルがほんの少し下がりました。
とはいえ相変わらず、不特定多数よりも身内に自分の作品がバレることが一番恥ずかしかったので、親には隠れてこそこそと活動していました。
(今思うと普通にバレていた気がしますが)

高校時代に比べると外に向けての活動が多かったな、と感じます。
それでも今思えばだいぶ真面目に生活していたな~と……。時間があるうちにもっとはっちゃけておけば良かったと、社会人の今痛感しています。
今の学生さんなどを見ると、おしゃれにオタ活に人間関係に、華やかにこなしている子が多くて凄いと素直に感じます。
(SNS上だと良いところばかり目立つと言われればそうですが)
この辺りから、世間的にも自分の中でも
「ネットでバズって不特定多数に評価されてぇ~~~」という感情が育っていきます。承認欲求~。

社会人~そして現在~

毎日ストレスから腹を下し続けていた就活を乗り越え無事就職。
希望の会社に入社出来ましたが、不定休の業種だったため友人となかなか休みが合わない日々が続きます。

そんな中、大学時代コスプレに誘ってくれた友人も不定休だったため、シフトを合わせてよく遊ぶようになりました。
当然コスプレ活動も増えます。
毎月のようにイベントに行き、衣装を作り、スタジオに撮影に行き……ということを繰り返していました。

イベント三日前にまだ布の衣装と急に沈黙するミシン(あるある)

コスプレについてはそれだけで記事が書けそうなので、またどこかでまとめようと思います。結果として楽しかったのは確かです。

知り合いも増え、ネットに上げた画像も徐々に反応がもらえるようになり。発信という面では一番頑張って活動していたと思います。
数年続けていたのですが、人間関係の拗れ――金銭面――コスプレ以外に何もできなくなる――などが目に付くようになり、そんなこんなでコロナ禍でイベントが軒並み休止。
良い頃合いだなと思いそのまま活動はフェードアウトしていきました。

ということで現在。
「時間がない!」と言いつつ、仕事の合間にとにかくソシャゲを回し、無意味にTwitterYouTubeを眺め、面白そうな漫画があったらとりあえず読んでみるという生活を続けています。
幸いにして友人に恵まれており、イベントや観劇に誘ってくれるので何とか外部に出れている状態ですね。

学生時代と違い、今後の人生の節目といわれるようなポイントが今のところ見つからず、「このままだとYouTube見て一生が終わるな……?」という危機感を覚え始めています。

終わりに

思い出しながらなのと、身バレ防止で多少時系列をごまかしているのでおかしいところもあるかもですが、目を瞑っていただければ幸いです。

こうやって書きだすとオタクとして色々活動してきているような気がしますが、自分の認識としては「何も残すことなくここまで来てしまったなぁ」という感じです。
というのも、摂取するばかりで発散したことがほぼないんですよね。
二次創作に限った話ではないのですが、自分の「好き」を何らかの形にして発信する、という行為に物凄い憧れを持ち続けたまま今に至ります。

アウトプットに憧れつつ、インプットばかりの人生。今現在は唯一できていたインプットすらおろそかになってきています。
「時間がない!」とは便利な言い訳で困ります。既にアウトプットし続けている人からすれば「やりたいならやれば良いじゃん」以外の何事でもないでしょう。ぐうの音も出ない。

ということで、まずはもともと興味のあったnoteを始めてみました。
此方での活動をきっかけに、少しでも「とにかく手を動かす」ことに慣れたらいいな、と考えています。あと頭の中の整理。

最後に一言。
それはそれとして仕事辞めてぇ~~~~。

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