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とびうおクラブ、海の生態系について黒岩知事と対話します

あけましておめでとうございます!

逗子市内の小中学生は、学校からフライヤーを持ち帰ったかもしれませんが、1月9日(火)夜、なぎさホールにて、皆で県知事と話し合う時間へのお誘いです。お題は、「ブルーカーボン」。

とびうおクラブの子どもたちと切っても切り離せない「海」がテーマのお話会となります。

陸上の植物がCO2を吸収する能力についてはよく知られた話ですが、ここ数年、実際には海のほうが陸上よりたくさん二酸化炭素を固定して貯留していることがわかってきました。そこで(陸上で固定できる炭素をグリーンカーボンと呼ぶのに対して)海の生態系が固定する炭素=「ブルーカーボン」が大事だと言われています。

にも関わらず、実際には、日本の海域では今、毎年、2400ヘクタールもの藻場が消えてなくなっているそうです。逗子でも、ほんの5〜6年前に「ジャマモク」と揶揄されるほどたくさんあったアカモクをはじめ、海藻類は減り続け、磯の藻場をムラサキウニが食べ尽くしてしまう「磯焼け」と言われる現象が止まりません。

そんな中、とびうおクラブでは6年間、小坪漁協の漁師さんたちに教わりながら、子どもたちと共にワカメの養殖に携わってきました。続けていると、素人の体感値としても、海の生態系が痩せているのを感じています。子どもたちも一緒に養殖に取り組む例は全国でも珍しく、今回、県知事との対話の発表者として、お招きいただきました。

今回、葉山で藻場再生に取り組む海藻の研究者、山木さんに続いて、15分の発表時間をいただきました。

まずは「とびうおワカメの養殖」活動について10分間の発表を行った後、クラブの6年生3人組の自由研究「海藻でおかずカップづくり」の映像も発表します。(3人が制作した映像は、2022年、雑誌FRaUの「子どもSDGs大賞」を受賞しました!)


海の話をきっかけに、どんな町に暮らしたいか、県知事となんでも話ができる機会です。

発表者のプレゼンの後、1時間ほど、会場から県知事に質問したり、要望を伝えたりする自由な対話の時間を確保できています。クラブ代表の永井巧(たくちゃん)や、ずっと関わってきてくれた漁師の植原和馬さんも参加予定で、会場からガンガン質問しちゃおうと企んでいます😎


親子で町と海の未来を考える機会、ぜひ、参加しませんか?

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黒岩知事との対話の広場
「ブルーカーボンin三浦半島」
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▼開催日:2023年1月9日(火)
▼開場・開演時間:開場18:00 開演18:30 終演20:00
▼会場:なぎさホール
▼予約:
とびうおクラブとして20席を確保しているので、クラブ内の子どもたち、卒業生は予約不要です。クラブ外のお友達などを誘う場合、以下のリンクから事前申し込みをお願いいたします。
https://www.bunka-plazahall.com/eventinfo/19539/

*三浦半島とブルーカーボン、話題になっているようで、当初会場として予定していた「さざなみホール」はすぐに予約で満席となり、急遽、「なぎさホール」に変更したそうです(驚)!

会場でお会いできるのを楽しみにしています!

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