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0129「みんな褒められたい(はず)」

昨日それなりに寝たのに今日は昼間から何度も睡魔に襲われて今も眠い。おそらく睡眠の質が恐ろしく悪かったのだろうが、脳がおかしくなったかと思うほど眠くて困る。

岩田聡さん

最近仕事の合間に『ほぼ日刊イトイ新聞』の岩田聡さんと糸井重里さんの対談記事をちょくちょく読んでいる。岩田さんは私の地元が生んだ偉人の一人で、直接お会いすることは叶わなかったがメディアを通して見るその人柄がとても好きだ。

そんな岩田さんが高校時代にプログラミングにのめり込んで行ったときのことを語りながら、「相方」の話をされる。その相方は岩田さんが作るゲームをいつもよろこんでくれたという。

人間はやっぱり、
自分のやったことをほめてくれたり
よろこんでくれたりする人がいないと
木にはのぼらないと思うんです。

この褒めてくれる相方と出会ったことが岩田さんの人生に大きな影響を与えたそうだ。岩田さんほどの人でも「褒めてくれる人がいないと人は木には登らない」とおっしゃるのを見て少し安心した気持ちになった。
私は以前「あなたが仕事に求めるものはなにか」的な質問に対して「褒められること」的な回答をしたことがあって、そのインタビュー動画が未だにYouTubeを通じて全世界に配信されているのでたまに同僚にネタにされて困っているのだが、やっぱり褒められたいという思いは変わらない。(だからその動画も一応放置している)

電気グルーヴ

急に電気グルーヴの話になるのだが、ちょうど先日私の大好きなテレビ番組であるアナザースカイに電気グルーヴのお二人が出演されていた。そこで二人が話していたことも岩田さんの話によく似ているなと思う。
電気グルーヴは基本的に石野卓球さんが音楽を全て作る。瀧さん(最近はウルトラの瀧と名乗っているらしい)はそれを聞いて「良いね〜!」とか「俺も好き!」とか言う係らしい。自称「ギャラをもらうファン」。
石野さんは結成当初こそ瀧さんが音楽製作をせず、自分ばかり音楽を作ることに多少ネガティブだったようだが、今となっては瀧さんとだから続けられた、というようなニュアンスのことを語っていた気がする。

番組中、瀧さんは石野さんの音楽をずっと絶賛していて、石野さんはそれを原動力に高いレベルでの音楽活動を続けてこられたんだろうなと思った。

褒められたい

つまり人は褒められるとそれが力になると思う。少なくとも私はそうだし、きっと多くの人が褒められたいはずだ。だからこそ私はサッカーを応援するとき味方を褒めたい。選手を監督をスタッフをサポーター仲間をなるべく褒めたい。
ときどき試合結果によって味方であるはずの人たちに向かってブーイングしたり文句を言っているファンがいるのだが、もしそれがチームのためだと思っているなら残念ながら多分ほとんど効果がないか逆効果だと思う。改善すべき点があるなら論理的に冷静に指摘しないと伝わらないし相手のモチベーションを削いでしまう。悪いところは我々が指摘しなくても選手たちには嫌という程身にしみているだろうしね。
負けたときだって90分闘い抜いたならそれを褒めれば良いし、良いプレーが出たらそれを1つずつ褒めれば良いと思う。
そういうわけでこの日記を続けられるようにスキをいただけたら嬉しいです。

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