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35年越しの願い

いよいよあした、6月12日に『越路吹雪1955-1966』が発売になります
レコードジャケットサイズの特殊仕様、豪華8枚組の保存版
きのう越路さんファンという若い男性がソワバに来てくれて嬉しかったな、ニュース見てわざわざ岐阜から、ネットで知ってすぐにCD予約してくれたそうで
親戚でもお友達でもない越路さんのことでこんなに嬉しいってのもなんだろうな、いまの時代の推し活?とか人は云うけれどあのころそんな言葉はなかったな、そしてあたしにとってはすごく自然な成り行きなんだよなあ

どれも素晴らしいのだけれどあたしの一押しはDISC3の1966年、ちなみに一番初CD曲多いのがこれでして、そしてはじめて買ったレコードもこれでした、どうやら越路さん亡くなって2年後の1982年に出たものらしい
これを聴いたのが1989年で、ハイティーンだったあたしはスポっと越路沼にはまってしまいあしたです、そしてこのレコードには今やあたしのシャンソンの十八番、紙テープが一番降り注ぐ「私の人生」が入っている、唯一、やっぱりマビー

35年掛けて自分の手で、たくさんの方の力を借りてこれをCD化したってことなのか
リサイタルから58年
レコード発売から42年
あたしがこのレコード知ってから35年
越路吹雪さん生誕100年
これじゃあやっぱりたくさんの方に聴いて戴きたいと思い願うのも仕方ないなあ
人生が変わる瞬間ってその辺りに転がってはいるけどその時の感性とかシチュエーションもあるんだなあ、きっと
でもそれは振り返った時にわかるのね
あたしは越路吹雪さんに出逢えて幸せですわ、そしてシャンソン歌手のソワレっていう人もとても、幸せ

「人の人生を変えてしまう歌、というものをおろそかに歌ってはいけないと思っています」1983年紅白歌合戦での川中美幸さんの言葉
当たり前だけど刺さるなあ、ということであしたのリハもバッチリ、どうかお祝いにお出掛けくださいませ

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