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白銀-しろがね-shirogane

ものづくり思想

ご無沙汰してます soiloeeです
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今回は、セーラー万年筆の110周年記念謹製万年筆 「しろがね」をレビューしていきます

2021年に1100本限定で販売されたものになるので、未だ購入できるのかはわかりません。ご確認下さい

単なる素材価値で終わることのない様に

「しろがね」購入して半年程経ちました
毎日ガツガツ使うこともないですがずっとそばにいてくれたので思ったことを綴ります

110周年記念には白銀とは別に2本あり、黒金(くろがね)とプレミアムがあり、それぞれコンセプトがあります
至福の一刻、プレミアムは「真」の道具として、
本物の黒、黒金は「技」の融合となり、
スターリングシルバーの白銀は「美」を放つものとして。

どれも自慢の一文字を持っていて素敵ですね
別に意識したわけじゃないですが、美術科こ高校に通って「美」の万年筆を持っているとなんだかしっくりきます、知らんですけど。

感性を揺さぶる道具をつくる

スペックです
φ20×163.5mm
約83.2g
材質 : スターリングシルバー

読めばわかりますが、長くて重くて輝ります
書きやすい情報は何一つ入っていませんが、書きやすいですし書き心地も最高です
世界一のニブに加え、重心が手前だからでしょうね。因みにキャップはポストできません
「書く」ことに関しての弱点は長期筆記に不向き。それくらいです

それと気になる傷や劣化、錆についてですが、
半年間特に大きな事故がなければ壊れることはまずなかったです。
錆についてはふとした時に付属のクロスで乾拭きすればさびることもないです。そもそもAg925は錆びませんから。
湿気の強い場所に何日も放置しない以上硫化もしないです
クロスが付属するのはしろがねのみです。(プレミアムと黒金には付属しません)

デザインの話
公式のページを見ればわかりますが、洗練されすぎています。割と本当に棒です
しかし、些細な造形美の連なりで最高峰にまで上り詰めています
三位一体の様にsailorのロゴが中間リングに刻印され、天冠にはシンボルの錨のマークがあり、尾端部には限定品の証としてシリアルナンバーが刻印されてます
因みに私は1034でした。
クリップとは言えないですが、滑り止めとして天冠付近に突起があります。そこにもsailorの刻印が見えます

こんな感じで、しろがねを使った、そして使っていくユーザーとして、只管書いてみました
ここまで見て下さった方、本当にありがとうございます。
いいねしてもらえると嬉しいです

「手書き文化を支える先駆者であり続けながら、自らも厳しい目を持つ書き手であれ」
セーラー万年筆より

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