素人と玄人

「どうして生きるのか 僕は本当のとこを知りたいし是としたい」

先日発表された東京事変のベストアルバム「総合」より "原罪と福音"

私はピアノの音がこの上なく好きなので冒頭からやられてしまいましたが、この詞を聞いた瞬間にさらに胸が熱くなりました。

「どうして生きるのか」
実は昔からこのテーマは頭の中でずっと巡っています。
考えても答えは出ないのですが。
生きる為に生きてるとしか言えないんです。

"それ"を知りたいし、是としたい。
そう、是としたいんです。
決して後ろ向きばかりではなく、自分が是としたもののために生きたいと思っています。
続く歌詞に
「みんなきっと愛する人を満たしていたいだけ 当然でしょうに」
と提示してくれています。

なんとなく頭の中にあるけど、ぱっと出てこないものをこうも綺麗に可視化してくれたことに感謝です。
自分の愛する人、家族、友人みんな幸せであってほしいですよね。

林檎さんの日本語詩は美しいです。
たまに難しくて読めないことあるけど。笑

ベストアルバム
そして「総合」というタイトル。
非常に残念だけどおそらく本当の解散が近いのかなと思ってます。
そして、開演できるかわからないけどライブがあったら終盤でこの曲が披露され、泣かされるんだろうなぁとも感じています。


先日から飼い猫の元気がなく病院に連れて行きました。
詳細は書きませんが、色々思うことがあり、3日目に病院を変えました。

とてもいい先生でした。
言い方に悩みますが、必要なもの?あってほしいもの?はやはり「愛情」でした。
猫ももちろん家族です。
愛する我が子を診てもらうその場面に愛情があってほしいと思いました。

別にこれを表題の「素人と玄人」と言う風に比べるわけではないのですが、玄人と思える人にはそれなりの理由があると感じました。
当猫はもちろん、その家族も安心させてくれる。
振る舞い、話し方、質問、あらゆる面から愛情は伝わるものだと思います。

もちろん下手なこと言ってもしも何かあっても責任が取れないからというのはあるでしょう。
こちらとしては少しでも希望があるのであればそれにかけたいと思っているわけです。
「大丈夫ですよ」
ただこの一言だけでも言ってもらえたことで私自身の心も大分軽くなりました。
人によるとは思いますが、もし私はこれで万が一のことがあったとしても悔いはしません。
この先生に診てもらえて良かったと思うでしょう。

他の仕事でも同じだと思います。
人と人、人と動物、人と物でもいいです。そこに愛情があることが大事だと今日改めて感じました。
別にLoveではありません。
お客様に対する愛情(気遣い)
料理に対する愛情
作るモノ、扱う商品に対しての愛情
それが感じられるお店、会社ってきっとたくさんのリピーターがいる場所じゃないでしょうか。

同僚に対しての愛情。これもそうでしょう。
後輩が入ってきたら仕事を教えると思います。
「あとやっとくから大丈夫だよ」
「ここ、見とくからやってみて」
これは後者が愛情だと思います。

正直自分は前者のタイプでした。
教えるのが下手ということもありますが、自分の手で仕事を完了させたいと思ってしまうタイプです。
でもそれだと後任が育ちませんよね…

今日行った動物病院では、点滴を打つ際、私が保定し先生が針を打ちました。
実際に処置をしている所を見れるだけでも私にとっては安心材料でした。
声をかけることもできます。

以前の病院では「点滴するので待合でお待ちください」スタイルだったので、どんな様子だったのかも見ることができませんでした。

実際にやっているところを見せる。一緒にやる。大事なことですね。

話が多方に広がってしまった気はしますが、こうやって病院に連れていけるのも自分がいま無職だから、というのはあるかもしれません。
お金は掛かりますが、大切な家族のために頑張りたいと思っています。

信じる力!!

毎度ながら、焦らずによきタイミングで仕事を始められたらと思いながら、年を越すでしょう。
最後まで読んでくださった方、貴方様もよいお年をお迎えください。
そしてメリークリスマス🎅


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