起業家のための誰も教えてくれないストックオプション解説
ストックオプションの本質とは
この記事ではでは起業家ならではのストックオプションの使いみちについて解説していきたいと思います。
その使いみちを解説する前に、そもそもストックオプションの本質って何でしょうか?
ストックオプションは、 ”あらかじめ決められた価格で株式を買う権利” です。
重要なのは、”権利”であるという点です。
つまり、権利であるため(義務ではないため)、状況によっては株式を買わなくてもいい(権利を行使しなくていい)という点が重要です。
株式を割り当てられる場合、その後その株式の価値が上がるにしても下がるにしても、株式を受け取った段階で払込みをする必要があり、フルで株式の価値変動リスクを負う形になります。
一方、ストックオプションは、殆どの場合、ストックオプションを受け取った段階では払込み等のキャッシュ負担はなく、その意味で転換の対象である株式の株価変動に対して、下落リスクはほとんど負わずに、上昇メリットだけを享受できる仕組みになっています。
起業家にとってのこの”権利”の使いみち
それでは、このような仕組みのストックオプションは、起業家にとってどのような使いみちがあるのでしょうか?
よく巷にある本では、「優秀な人材を採用するためのインセンティブとしてストックオプションを活用する」という内容のことが記載されています。
しかし、これはあくまで使いみちの1つでしかありません。
私達の会社では以下のような使い方のコンサルティングを行っています。
・創業オーナーが、資金調達で希薄化して下がってしまった自分の持ち分を回復させるためにストックオプションを活用する
・VCからの資金調達に際して、条件の交渉材料としてストックオプションをVCに割り当てる手法を使う
・初期のプロダクトの開発で外部の開発会社を使う際に、支払いの一部をストック・オプションとする
その他にも様々な使い方をご提案させていただいております。
上記のような使いみちは、従来の日本で1番使われてきた税制適格ストックオプションでは実現ができないものでした。
私達は、新しい形のストックオプションスキームを作ることで、上記のような使い方ができる方法を生み出しています。
最後にSOICOの営業です
このような提案ができるのも、ストックオプションを単なる報酬制度の1つとして思考停止的に捉えるのではなく、
その本質を捉え、様々な使いみちを日々起業家の方々とディスカッションしているからです。
日々、ビジネスの最前線で様々な方と知恵を絞っておりますので、本当の意味で使えるストックオプションの提案ができるようになっております。
もし上記のようなストックオプションの利用方法にご興味がありましたら、まずはifo@soico.jpまでご相談ください。
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