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後悔に似たナニカ

知らない方が良かった。って往々にしてある。

知らないまま生きていく方がいいのか。知った上でさらなる高みを目指して際限なく情報を欲するのか。

正直前者の方が幸せになる確率は高い。後者は常に劣等感や置いていかれていく感覚に苛まれるだろう。定量的な観点から評価した場合は後者の方が総合的な能力が優れているなんて事はざらだろうが。幸せというのは個人の価値観なので俯瞰して比べて見ることは本質的に不可能だしナンセンスだと思うんだ。

あと情報を得るタイミングもとても大事。もっと早く知りたかったって言う感情って「後悔とはまた違うなにか」なんだけど言語化ができない。感情に時間という不可逆的なものが組み込まれるとなんとも絶望感を感じざるを得ない。

井の中の蛙は、それも中途半端な蛙はおそらく相当な努力できる才能とか、圧倒的な向上心がないのなら、たぶん大海に出ない方がいい。

そんな考え方もあってもいいと思う。


「漁師とコンサルタント」って言うビジネスジョークがあって、情報は与えられるべき場所に適切な量を与えるべきで、おせっかいは時に無駄になる、ということを痛快に描いているものもある。知らない人は調べてみて。ただこの話に関して違う視点で書いているブログがあったので貼っときます(http://copywriterseyes.hatenablog.jp/entry/2014/05/03/010343)。こういう考え方もあるのだな。結構好きかも。

あらゆるところからあらゆる情報を得られる時代だからこそ、あえて知らないことも重要になってくるのかもしれない。

みんな無理せず自分の幸せの形を見つけられればそれが一番だね。

今の自分を受け入れてあげることも大事。自戒も込めて。


So-ro

(サムネイルはhttp://free-photos.gatag.net/tag/%E8%80%81%E4%BA%BA/page/2より)

#エッセイ #後悔 #自戒



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