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樺沢紫苑著 集中力がすべてを解決する 読書感想


樺沢紫苑著 「集中力がすべてを解決する」
精神科医が教える「ゾーン」に入る方法

インプットしてアウトプットするまでの流れをさらに「入力」→「思考」→「整理」→「出力」分解している点が私の中では本書の一番の気づきでした。思考、整理の部分が無意識で行っており言語化できた点になります。
特に「思考」部分の下記3点について感想を述べます。
「不安を消す転ばぬ先の杖思考」
「自己洞察力を鍛える」
「ポジティブ思考を養うX投稿術」
 
1つめの「不安を消す転ばぬ先の杖思考」について。
私は、どうしても不安感が強く、不安感を払しょくするために色々試していました。
「ミスしたらどうしよう→ミスしたらこうしよう」この言葉がすごく私には刺さる言葉でした。
こうなったらどうしようって気づける自分もある意味個性であると考え方を変えるきっかけになりました。
その個性を自己受容し、個性を生かすことが大切だと思いなおして気持ちが楽になりました。
また、ミスしたらこうしようの方法を色々考えておくことは、思考訓練になりとても良いことだと実感しています。
こうなったらどうしようの90%は発生しないと言われますが、どうするかを考えておくこと自体は無駄ではなく、個性を生かし、自己成長につなげられる気づきになったと感じています。
 
2つめは、脳内をきれいにの対策として「自己洞察力を鍛える」です。
私は本書を読んで取り組み始めたのは、仕事の休憩時間に自己洞察することをルーティン化に組み込むことです。
休憩時のルーティンとして、下記に取り組みます。
①席を離れて歩く
②歩いている最中、脳疲労状態かどうかをチェック。
 チェック方法は、寸前までやっていたことから切り替えができているかどうか?
 次の作業や別のことに切り替えられていれば、脳疲労まで至っていない。切り替えられないなら、歩くことに集中(今に集中)するようにします。
③今に集中できない場合は、休憩時間を多くとります。コーヒーを買いに行くなど。疲労回復にあたります。
自己洞察力を鍛えることで、疲れに気付き無理せず仕事ができるようになりつつあり、効果を実感しています。
 
3つめ「ポジティブ思考を養うX投稿術」に挑戦しています。
どうしてもネガティブ思考になる傾向があるのは認識していたので、ポジティブ思考への転換を図ること、自己洞察力の向上、情報発信力向上を目的に実施しています。
ポジティブな発言をすることでいいねが少しずつですが返ってきています。
いいねがくることに喜びとつながりを感じられ、ドーパミン的幸福とオキシトシン的幸福を得られていると実感しています。
過去の自分と比較すると、SNSへの投稿はかなりハードルが高かったのですが、ちょいムズ、コンフォートゾーンを出ることを意識することができてきており、複合的に幸福感が増していると感じています。
 
集中力を発揮するためのベースとして、整えるが基本であることはほんの随所に感じられます。
特に、睡眠、運動の重要性は言うまでもありません。
私自身、集中力を高めてより生産性向上させ、価値提供できるよう自己成長に努めたいと思います。


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