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谷根千宅配便のつくりかた

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谷根千宅配便ができるまでにいろいろな出来事があり、日々進化し続けていく新しいアイデアの宝庫。忘れないうちにメモメモ
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記事一覧

第1話「谷根千宅配便」のはじまり

谷根千宅配便がはじまるまで目まぐるしい日々だった。
もはや記憶を辿れないくらいドタバタと。
諸々忘れてしまわぬうちに、メモしてみる。

ドタバタで始まった「谷根千宅配便」コロナ騒ぎの発端は都知事の会見だった。
感染拡大を防ぐため「三密」を避けての行動を。というのが印象的だった。
ざっと動きをまとめると以下のようなスケジュールだった。

<営業開始までのスケジュール>
3/25水  小池都知事の会見

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第2話 電話を待つオペレーターチーム

やっぱりオーダーは電話でチラシを配る前に、こんな議論があった。
やっぱりWeb注文かなー?それとも電話?
なんとも、取り留めもない議論だったが、一番最初は「電話」を選択した。
電話を選んだのは、シンプルで浸透しやすく、ご年配の方にも対応しやすいから。あと、こんなときこそ「声を直接聞きたいし、元気な声を届けたい。」というのもあった。初日と2日目、知り合いの人がたくさん注文の電話してくれて、本当にほっ

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第3話 オーダーのしくみ の作り方

谷根千宅配便のつくりかた。
第3回の今日は、オペレーションセンターの内部で、たくさんの注文をさばくためのプラットフォームの話をします。
電話が来てから、注文が確定するまでの時間に何が起こっているか。
意外と電話してる人も、興味があるかもしれません。w

・通話時間は短ければ短いほどよい。
・注文を受ける際には抜け漏れがないことが重要。

誰でもできるしくみをつくる僕は昔から筋金入りのオタク気質なの

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第4話 正確に伝えること

谷根千宅配便のつくりかた。

第4話の今日は、オペレーターからの発信についてお伝えします。

本部のオペレーターの主な仕事は、「注文を受ける」ことと「注文を伝える」ことです。
スプレッドシートで作った注文を間違いなく伝えることがとても重要です。
その際に色々と工夫していることをお伝えします。

(店舗への説明時に作成した資料から抜粋)

コミュニケーションツールには面的な広がりを
伝達ツールとして

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第5話 まちをかけめぐる配達員

第5話 まちをかけめぐる配達員

みなさんこんにちは、ジョージです。
前回からだいぶ更新がかかってしまいましたが、ここからまた書いていきます。よろしくおねがいします。

さて、今回は配達員についてご紹介します。
配達員は、ほとんど飲食店舗のスタッフが担当します。
営業していた飲食店は、営業自粛をしている間は調理以外のスタッフが余っているのです。
店舗にてテーブルサービスをする代わりにまちに届けに行く感じですね。
お客さんを待ってい

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