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明日から良い音が出る考え方

恒例のYouTube連動企画、
まだYouTubeを見てない方はこちらの動画を是非、ご覧下さい!!

さて、みなさんバイオリンを習い始めたときの事を思い出してみて下さい。
まずは開放弦を習ったのではないでしょうか?
開放弦とは左手の指をどれも押さえないことから、「オープン」とも呼ばれていますね。
指番号は0 です。

次に、いよいよ指を押さえてみることを習います。はい、どの指から習いましたか??
ほぼ全ての人が人差し指、指番号は1、を最初に習ったのではないですか?
そして、中指(2)薬指(3)小指(4)
と順に押さえることを学びましたよね。

もちろん、音の順番、4指そろった手の形を学ぶた為にはその順番が当たり前ですし、
ハイフェッツもクライスラーも幼少期にはきっとそう習った事でしょう。

クライスラーに扮する著者(影)



しかし、指の置き方と音がわかった、その後が私は重要だと考えています。

1の指と4の指ではどちらが強いですか?
1の指です。

1の指と3の指ではどちらが強いですか?
1の指です。

1の指と2の指ではどちらが強いですか?
1の指です。

つまり人差し指は最強です。

その最強の人差し指をリーダーとする1.2指側をAチーム
最も繊細な4の指側の3.4指側をBチーム
と仮に、チーム分けをしてみましょう。

1の指(Aチーム)と同じ様な安定感を4の指(Bチーム)で得たいときには、Aチームはサポートをしなければいけない。
というのが今回の動画の結論です。
AチームとBチームは対立してはいけません。
良い音を出す為に協力しなければいけません。協力、調和、お気遣い、が必要です。(人間関係も一緒ですね。)

親も、人も、中も、薬もつかって、
小は助けてもらえれば活躍できます。

比喩的な表現になりましたが、次は実際にどうするか、ですが、
1.2.3の指は、腕、肘、手首の位置によって、
フレキシブルな形をとる事で、4のサポートができます。
逆に言うと、、

1の指がガチガチに決まってしまっている場合は絶望的です。これは以前の動画でもお伝えしていますが、親指と人差し指で、ギュッと握ってしまった場合は、
2.3.4指は非常に苦しい位置に置かれることになります。(特に重音の時は顕著です)
1の指と親指は
最も柔軟なタッチで、
Bチームに気遣いができる状態であることが、良い音への道となると考えています!

是非みなさんも、あなたの体、腕、指に合ったBチームのサポートできる置き方を見つけて下さい。
自由自在の巨匠の道へのスタートラインに立つためにはこの考えが非常に有効だと思いますよ。

力で握らない、腕の重さでペト

が佐久間メソッドですよ!

是非、やってみて下さいませ。

Bチームだけでなく佐久間チームのサポートも是非お願い致します!


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