指板を握らないメリット！

YouTube連動レッスン、佐久間メソッド！
今回は【重音】です。まだ動画を見てない方はこちら↓

まず、4度、5度、6度の重音を正確に響かせるためには音程が正しくないといけません。

⭐︎外れる時は、重音の〈高い方の音〉が、ギュっと握ってしまう事で音程が低くなることが多いです。
正しい響きでとるためには、
自分の顔の方向に指の重さのベクトルを微調整する事で音程がわずかに高めにできて、正しい響きを得られることが多いです。

そのためにも、最も大切な事は

指板に、指をギチギチに置かない事です。
もちろん弦は指板に優しく触れるくらいは下がります。
しかし、指が、指板をギチギチにフタをするくらい押し込むのは良くありません。

なぜなら、沢山のデメリットがあるからです。
・可動域がなくなり音程の修正ができなくなる
・ビブラートがかからなくなる
・弦の振動が妨げられ音が小さくなる

↑これが一石ダメ三鳥　です。

ただし！！ピチカートの時は、もう少しだけ指板に指がコンタクトします。でないとピチカートで良い音が、響きません。

出すべき音で、指板への圧力もわずかに変化すると思って下さい。しかし！！！

大前提は　指板をギュッとしない

です。

ペトのタッチです。

そして、勘違いしてほしくないのは

ふにゃふにゃに押さえればよいのではありません。

腕の重さをつかって、握らずに
ペト　です。この加減は〈良い音が聴きわけれるか〉と〈右手はきちんとサウンドポイントをつかまえてしっかり弾けているか〉

が極めて重要になります。
ぜひ、
あなたの、ベストなペトを
見つけてください。
とにかく
ギュッと握ることはありません。

握らないメリットは

・音程の修正ができる
・ビブラートがかかりやすくなる
・響きが豊かになる

です。是非色々と実験してみて下さい。

では、次回もお楽しみに！

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