本当に私たちの前にあるのは道なのか
誰かが作ってくれた道をとりあえず進んでいた
突然の自分語りで申し訳ないんですけど、.僕は高校の時大学に行くか、就職するか専門学校に行くかで迷いました。
母の意見に流されて生きていたので、母の勧めに従い専門学校に入学しました。
進学校だったので、大学進学が当たり前の中、専門学校に行くと言ったら先生に変な顔をされました。
まあ専門学校の名前を借りて就活するのは結構楽だったのでこれはこれで良しだと思っています。
ただ専門学校で過ごす中で、ふと自分が今まで道だと思って進んでいたものは、他人の敷いてくれたレールなんじゃないかないう疑念が出てきました。
高校も、専門学校も先生や親の勧めを聞いて「これでいいや」というふうに、提示された選択肢を選ぶだけでした。
就活も学校が進めている企業を片っ端から見て回るみたいな感じで自分で見つけたとは言えません。
そんな僕ですが就活が終わった後は違いました。
これからどう進むべきかわからない
僕には将来自分のお店を持って他人の居場所を作るという目標がありますが、ゴールまでの道程がちゃんと見えていません。
これからもレールに乗せられ道が続くのだと思っていたら、就活が終わった途端突然トロッコから降ろされ、荒野に放り出され自分がどこに向かうべきか見えなくなりました。
職場という次の場所は見えてるものの、それまでに何をするべきかなどの方向が分からず迷いましたながら進んでいました。
とにかく学校の外側に目を向けると道もレールも進む場所を示してくれる目印も見当たりません。
いったいどうすればいいんでしょう?
そこにあるのは道?荒野?海?それとも…
キャリアの情報を結構あさるのですが、その中で進路という人、会社は船であり海を渡るための手段だと表現する人がいました。
船それぞれに航海の手段があり、航路があるわけですね。
僕には、道も町もオアシスもない荒野に見えたり、うっそうとした森に見えるときもありましたが、それは自分の乗り物や地図、方位磁針ももたず、「先が見えない」という考えが先行しているからかもしれません。
人によって考え方や進路について見える世界は変わるでしょうが、そこにあるのは、道という選択肢ではないと思うんですよね。
他人が用意した道から放り出されるのは人によってタイミングが違うと思いますけど、必ずそのときは訪れます。
それを切り抜ける手段は、海を渡る船なのか、邪魔な木を切る斧なのか、砂漠を進むためのラクダなのか、人によって違うでしょう。
あなたの目に映る世界はどんなものですか?
あなたは何を使って進みますか?
最後に
図書館の大魔術師という漫画で、「夢というのは叶ってもゴールではなく、敗れても行き止まりではない。すべてが旅の途中である。」という言葉があります。
常々感じてくれた将来の夢を叶えることの違和感に、いい落としどころをくれたように感じます。
興味があったら読んでみてください。
では良い旅を。
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