【随筆】物語の面白さ


僕はハッピーエンドが好きである。

というよりも、バッドエンドが好きではない。

それでいて、オチが読めてしまう物語も最後まで見る気になれない。


テンポの遅いモノも苦手である。小説とかだと特に。



最近考えているのは、自分が物語に対して満足しているというのは、作者を感じられた時。あるいは、作者の裡にある何かの一片でも感じ取れた時なのかもしれないと思う。

それはつまり、物語そのものの面白さに加え、物語を生み出す物語というものを感じたいということである。


でもって、その作品の背景的な物語の面白さというのは、作者の内側の葛藤や感情の起伏の、手がかりを探す。つまり妄想的な面白さである。



結局、人に興味があるのだ。

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