【随筆】対と比



誰かを下げて楽しむことは虚しいと思う。それは意図していなくてもそうだと思う。勝ち負けを作るというのはそういう側面が必ず入るのではないだろうか。


何かを評価するときに何かと比べるのはとても自然だし、それをしないとそもそも評価というものはできないのだ。主観の塊を「作品」と称するには客観性を与えるしか無いのかもしれない。


誰かを下げるノリというのは、色んなところにある手法だ。それ自体が面白くもなく虚しいことなのに、最近はそういうのが隠されながら若干のエンタメ化をされながら消費されているような気がするのだ。

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