見出し画像

150年以上続いた屋号について考えた話

銀座 松﨑煎餅 本店は、2021年7月からMATSUZAKI SHOTENに屋号を変更した。ここだけが切り取れてしまうため、様々な取材で、屋号を変えることに反対はなかったのかということを聞かれる。

でも、当人である僕からすると、もともと商品のブランドと店のブランドというのを分けて考えている部分が大きい。今回の移転でも、MATSUZAKI SHOTENという屋号のお店の中に、銀座 松﨑煎餅というブランドを扱っているという認識をしているのだ。

せんべいだけじゃなく、他のものも売っていこうという意思を屋号にしたMATSUZAKI SHOTENだけれど、せんべいブランドとしてのブランド名を変更する意味はまったく無い。まだ、MATSUZAKI SHOTENが1店舗だけなので、分かりづらいかもしれないけれど、お店が2店舗、3店舗と増えていけばわかりやすくなっていくのではないか。2号店でせんべいはあまりメインとして扱わないかもしれないし、なんなら無いかもしれない。そんなMATSUZAKI SHOTENの未来に期待をしているのです。

ちなみに、今回アップした入り口のドアの写真。僕が携わってきた、銀座 松﨑煎餅、松﨑煎餅(松陰神社前店)、やわかたこいに加えて、アンコマンないと、ぎんざ空也空いろの文字が入っています。MATSUZAKI SHOTENとして取り扱っているブランドがどんどん増えていくように、これからもチャレンジをしていきたいと思っています!

あ、ちなみにそもそも、150年以上と書いたけれど、江戸に来てからすでに一度屋号は変わっているので、今回の屋号変更は3回目!ということは、もしかしたら4回目もあるかも!w

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?