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Designship2021で得た、これから活かしたい5つの気づき

マネーフォワードの22新卒UXデザイナーとして内定をいただいたそへです。
Designship2021ではたくさんのことを学びました!特にこれから意識していきたい5つの気づきを言語化しました。

Designshipとは?

デジタル・グラフィック・プロダクトの領域で活躍する方が2日間(10/23,24)にわたって講演されたカンファレンスです。今年も深澤直人さんを初め、豪華なゲストが登壇されました。

Designship | 業界の壁を越えた、日本最大級のデザインカンファレンス

特に印象に残ったセッションは?

特に印象に残った以下のセッションの内容をもとに5つの気づきを紹介します!

・今デザインにできること(深澤 直人さん)
・みんなの銀行が「グッドデザイン」である理由を解剖する(中村 隆俊さん、井上 裕太さん)
・日本の次世代デザイナーの働き方(渡邊デルーカ 瞳さん、小山田 育さん)
・オルビスが体験を通して伝えるブランドの価値(小椋 浩佑さん)
・Notionにおけるプロダクトデザイン(Lu Ryoさん)

1. クリエイションは犬の道ではない

深澤直人さんの「答えを出すことがクリエイションではない」という言葉が最も印象に残っています。その日、偶然読んでいた「イシューからはじめよ」(安宅和人著)の「犬の道」と繋がりました。(イシューを定義せずがむしゃらに答えを導き出そうとすることを犬の道と表現しています)

気づきを問題として捉えられるか、気づきから気づきを発散できているか。深澤さんはこの発散のことを「発酵」と表現していたのも興味深かったです。

2.自分のアウトプットに予防線を張るな

深澤さんは美味しい寿司屋の板前さんは「これは美味しいですよ!」って差し出してくれるから美味しいと思える、渡邊デルーカさんは「忙しくて〜、完成度が低いけど〜」と前置きすると良さが半減する、とおっしゃっていました。お二人の話を聞いて、心のどこかで僕はまだ自信を持てていませんでしたが、自信を持つ意味を自分に納得させられたと思います。

3.まずは敬意をもち、尊重する

みんなの銀行の中村隆俊さんは、「衝突が起きないようにまとめるために、このマインドは欠かせない」とおっしゃっていました。きっと当たり前で、意外と人に言われないかも?と思いました。アウトプットを通じてコミュニケーションしていく職業なので、人にも作品にもこの考えは大前提として持ち続けたいと思います。

4.抽象的なものは全てモデル化する

オルビスは新しいショップのブランディングにおいて、表に出ていないコンセプトも定義しているとのことです。もちろん目的に合わせて対象を選ぶことは前提だと思いますが、UXを底上げするために全てをモデル化する勢いで物事を考えることは大事なのかもしれません。

5.十分に良いと思うまで繰り返す

Notionのデザイナー、Luさんは “Until we think it's good enough”と自然に言葉にされているように見受けられました。組織に浸透しているのではないかと感じました。そのために、ユーザーの声をチームで見ること・課題と解決策の詳細をドキュメント化すること・戦略とユーザーの意見のバランスをとることを徹底しているとのことです。どれもNotionがあれば実行しやすそう...

まとめ

今の自分に響いて重要だと感じた5選です。まだ今の自分ではまだ気づけていない大事な学びがメモの中にあるかもしれないと思いながらもまとめてみました。

・クリエイションは犬の道ではない
・自分のアウトプットに予防線を張るな
・まずは敬意を持ち、尊重する
・抽象的なものは全てモデル化する
・十分に良いと思うまで繰り返す

また、Designshipの後に同期のデザイナーと意見交換できたことも刺激的でした!同じミッションに向き合う仲間として想いを共有できたのは嬉しかったです!早く実践したいなぁ...。

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