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【人事目線で徹底解説】Webマーケティングスクールは意味がない?に結論を出します

※採用の裏側を後半で大暴露しています


【著者プロフィール】

「デジタルと人」代表のそうへいです。

新卒で東証一部上場企業にエンジニアとしてキャリアをスタートさせた後、ベンチャー企業にてWebマーケターとして転職。入社直後には過去の実績を高く評価され、瞬く間にNo.2のポジションを獲得しました。大手クライアントの広告運用を複数手掛ける中で、わずか1年3ヶ月で独立。現在は業務委託として、広告代理店の案件や事業会社のマーケティング部門立ち上げに力を注いでいます。

エンジニアからWebマーケターになった経験

前置きが少し長くなりますが、私のことを紹介させてください。

2022年12月1日にエンジニアからWebマーケターとして転職し、キャリアをスタートさせました。

Webマーケティングは全くの未経験

私自身も1年と数ヶ月前は

「Webマーケティングスクール 意味ない?」

と検索していたのが懐かしいです。

スクールに高いお金を払っても転職できなかったら無駄金になりますもんね

プロフィールにも書きましたが、ベンチャー企業の広告代理店で1年3ヶ月勤務したのち、現在は独立して「デジタルと人」の代表をしています。

今ではそれなりの肩書きがつきましたが、ほんの最近まで皆さんと同じ状況で、同じことを調べていました。

そこから様々なことを学び

ベンチャー企業では人事もやらせていただきました。

数多くの求職者の面接をし、Webマーケティングスクール生も何人も見ています。

スクール生が実際に入社され、一緒に働いてきた期間もあります。

記事のタイトル

「Webマーケティングスクール 意味ない?」

としていますが、Webマーケティング生は実際に採用し、何人も転職を成功した方を知っています。

そのため

「Webマーケティングスクールには意味がある」

が結論になります。

ただ大切な観点としては、企業側が求めているポイントをそのWebマーケティングスクールで学べるかどうかです。

その観点を踏まえ、人事目線で実際に採用活動で意識しているポイントをお伝えします。

採用におけるポイントは4点

人事目線でこれが学べない所には入るべきではない!

ということをお伝えします。

Webマーケティングスクールで絶対に学ばないといけないことを箇条書きします。

  • Webマーケターとしての仕事を理解できるか

  • 基本的なスキルセットが身につくか

  • インプットだけでなく、アウトプットの場があるか

  • グループワークを通し、ディスカッション経験ができるか

の4点です。

一つ一つ説明していきます。

①Webマーケターとしての仕事を理解しているか

当たり前ですが、業務理解があるかは非常に重要視しています。

こちらはリクナビが出している記事になっていますが、

退職理由Best10を箇条書きすると

1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
4位:給与が低かった(12%)
5位:仕事内容が面白くなかった(9%)
6位:社長がワンマンだった(7%)
7位:社風が合わなかった(6%)
7位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)
7位:キャリアアップしたかった(6%)
10位:昇進・評価が不満だった(4%)

となっています。

驚くことに、仕事内容が面白くなかったが5位にきているんですね。

そのため未経験の方が

  • お金が稼げそうだから

  • リモートワークできて、どこでも働けそうだから

  • パソコン使っての仕事に憧れがあって

などが転職理由だとしたらやばいですよね。

転職前後のギャップがないかを測る上でも、

Webマーケターとしての仕事を理解しているか

は非常に重要視しています。

②基本的なスキルセットを持ち合わせているか

こちらはポテンシャルを測る上で重要視しています。

仕事内容にもよりますが、Webマーケターは数多くの指標に向き合うことになります。

こちらは一般的な指標を表にしたものです。

未経験の状態で見た時、

???

が頭の中に何個も浮かびました。

数が多いし、横文字で覚えにくい。

しかし転職活動をする段階までには数ヶ月間はスクールで勉強しているはずです。

そのため転職活動までにはある程度の知識を持ち合わせ、使いこなせる状態になっているのかは重要視しています。

基本的なスキルセットを持ち合わせているか

採用活動で注目してみている二つ目のポイントになります。

③インプットだけでなく、アウトプットの経験があるか

学んだことが仕事では活かせなかったなんて経験ありませんか?

  • TOEICで良い点数を取っても、英語を使った仕事ができるわけではない

  • 会社に言われたから資格を取ったけど、業務には活かせない

など、インプットしたことが直接活かせる経験は少ないのです。

つまり何が言いたいかというと

Webマーケティングスクール中に実務経験を積めなかった人間は転職しても使い物にならない

厳しい言葉を使ってしまい申し訳ないですが、これが現実です。

大切なことなので繰り返します

実務経験のない人間は使い物にならない

そのためWebマーケティングスクールでインプットだけではなく、アウトプットした経験があるのかは重要視します。

こちらは友人が勤めているdodaの記事になります


採用担当者が履歴書の中で最も重視するポイントはなんだと思いますか?

職歴です

未経験転職とはいえ、中途採用になります。
企業側としてもスキルのない方は必要ないですよね

私が人事を担当していた時も、まず職歴から見ていました。

そのためWebマーケティングスクールで実務経験が積めるのかは非常に大切にしています。

Webマーケティングスクールによってはスクール側が広告費を負担してくれ、実務経験を積めるスクールがあります。

インプットだけでなく、アウトプットの経験があるか

知識としてだけでなく使えるスキルセットをあなた自身が持ち合わせているかは常に意識しましょう。

④グループワークを通し、ディスカッション経験があるか

webマーケティングはクライアントのお金・リソースを扱う仕事になるので、業務中の報告、連絡、相談の徹底が重要になります。

また、webマーケティングの世界は細分化が進んでおり、異なる企業に属する複数の関係者とやりとりしながら、プロジェクトを進めるケースも多々あります。

そのためWebマーケティングスクール時代に自分の考えを共有し、相手に伝えた経験があるかどうかもポイントとしています。

端的に言えば、コミュニケーション能力があるかどうかですね。

またディスカッションの中では自分の考えを伝えるだけではなく、相手の考えを理解する能力も自然と身につきます。

Q : なぜ双方の考えを理解することが大切なのか?

A : お客様の商品・サービスを売るための手段が一つではないからです。

あなたが男性の場合、女性用化粧品について理解できますか?

理解できないことはないでしょうが、女性の方が詳しいですよね。

このように商品・サービスの提供者が自分の性別と異なる場合もあります。

他人の意見を取り入れ、販促に活かした方がメリットが大きいのは間違いないです。

自分一人の考えだけに固執する人はWebマーケターとしては不向き。

そのためWebマーケティングスクールでグループワークの経験がある方は一定素養があると判断しています。


ここまでで人事目線でWebマーケティングスクール生に求めるものを4つ紹介してきました。

ここからは上記のポイントを満たし、実際に採用に至ったWebマーケティングスクールを3社紹介します。

【PR】Webマーケティングスクールのおすすめはこの3社だけ!

良くランキング形式で1位、2位、3位とおすすめしている記事はありますが、人事目線ではこの3社は同列です。

順番に特に意味はないので、あなたの好みで選びましょう。

①マケキャン

X(旧Twitter)で「#マケキャン」と検索すると数多くの投稿が出てくるので、確認してみましょう。実際にどんな方が勉強されているのか参考になるはずです。

【マケキャンbyDMM.com】は、
3ヶ月で未経験からマーケターになる転職保証付きのWebマーケティングスキル習得講座です。

■未経験特化型カリキュラム
3ヶ月間の学習期間において基礎知識の習得から実践的なプランニングワークまで徹底的にインプットとアウトプットを繰り返すことで効率的に転職に直結したスキルを身につけることができます。

■働きながら効率的にスキル習得
動画コンテンツを活用したオンライン授業と、スクールに通い実践的なワークを主体とするオフライン授業を組み合わせたハイブリッド学習方式により短期間でも実務で使えるスキル習得が可能です!

■転職できなければ受講料の半額返金
既に転職支援で多数の転職決定実績があり、98%の転職成功率を実現しています。3ヶ月間のカリキュラムを達成した方には、万が一転職できなかった場合、受講料の半額返金をいたします!

■モチベーションを維持する仕組み
未経験転職に精通したキャリアアドバイザーと現役のWebマーケターが学習継続をサポートします!

②WANNABE(ワナビー) Academy

代表は清宮さんという方なのですが、非常に気さくで、話しやすいのも魅力の一つだと思います。

【業界初】実務特化型のカリキュラム
Webマーケティング学習に重要なのは『実務経験』です。
受講期間中にはシミュレーションではなく、実際にGoogleアナリティクスの分析レポート作成、Google広告やFacebook広告の運用を実践する体験学習をしていただきます。
受講後に提携クライアントを担当し、課題の発見と改善プランを提示する実務研修に参加することも可能です。
Webマーケティング実務を通して学習することで、職務経歴書に『実務経験有り』と書ける状態を目指します。

◆おススメのポイント◆
1.Webマーケティングって難しそうと思っている未経験者に対して3か月でwebマーケターとして活躍できるレベルに育てます。

2.他社との違いは、実務に特化しているため、実際のクライアントの事例をベースに学ぶため、動画や机上学習ではなく実務に触れることができます。

3.「google広告認定資格」の取得に向けて試験対策カリキュラムを用意しております。専属キャリアコンサルタントが何度でも個別面談を実施、求人企業のご紹介だけでなく自身の市場価値の確認から面接対策まで全面的にサポートします。

4.自分の習熟度がわかる評価制度と1to1のフォロー制度

5.【回数制限なし】何回でも補講が受けられる
卒業時に基準値のスキルを習得していただくために期間内は何度でも学び直しができます。

6.追加料金なしで最長7ヶ月間のサポート制度に参加できます

③BMP(Break Marketing program)

こちらで学ばれていた営業職の方とも知り合いですが、スクール卒業後1年くらいで私と同様に独立されています。

年間400名以上の方にご参加いただいており、2021年6月には日本マーケティングリサーチ機構の調査により『採用担当者が選ぶ 入社前に受けさせたい Webマーケティング講座 No.1』・『経営者が選ぶ スタッフに受けさせたい Webマーケティング講座 No.1』・『現場で必要な知識・実践スキルが短期間で身に付く Webマーケティング講座 No.1』の3冠を獲得しました。

オンラインカリキュラムのため24時間いつでもどこでもご自身のペースで学習を進めることが出来ます。
現役Webマーケター講師がマンツーマンでサポートを行い、いつでもチャットで質問可能です。
Web初心者でもゼロから一つずつ確実に習得できるよう、わかりやすい講義動画や説明文、イラストで構成された学習サイトの中に、実践課題が豊富に用意されており、現場で求められるレベルのスキルを確実に習得していただけるよう、各レッスンの課題をクリアしてから初めて先に進める「ステップアップ式」を取っています。
受講生がビジネスの現場で取り組んでいる案件をそのまま講座に持ち込む事も可能ですので、講師のアドバイスを元に実案件を進めていく、実務と変わらない環境で課題に取り組んでいきます。

以上が心の底からオススメできるサービスになります。

※Webマーケティングスクールを選び際の注意点

  • 目的にあったWebマーケティングスクールにする

  • 費用だけでは決して選ばない

  • 複数のWebマーケティングスクールの説明会に参加する←最重要

最終的にWebマーケティングスクールを選ぶのは、あなた自身です。

後悔のないように、複数のスクールの説明会に参加されることをオススメします。

【大暴露】Webマーケティングスクール生は優先的に採用していました

あまり声を大にして言えることではないですが、タイトルの通りWebマーケティングスクール生は優先的に採用していました。

なぜか

上記で紹介した、
「マケキャン」
「WANNABE(ワナビー) Academy」
「BMP」
はWebマーケティング業界では割と有名で、人事なら知っている方が多いと思います。

何が言いたいか

ブランド力のあるスクールには安心感がある

あなたも商品やサービスを利用するときは意識する点でしょう。

また採用コストについてお話しします。
一般的に1人雇う場合、想定年収の30%がかかります。

つまり、年収が300万円の人には約100万円。
仕方ない出費ですが、企業側としては大きな支出ですよね。

またWebマーケティングスクール生を雇う場合とリクルートやマイナビから人を採用するコストは同じです。一律30%程度。

あなたが採用担当を任されたことを想像してみてください

全くの未経験を雇うのであれば、採用後の教育コストを抑えられるWebマーケティングスクール生を雇うのは至極当然のことだと思います。

このように採用側にとっても

・ブランド力があるから安心できる
・教育コストが抑えられる

などのメリットが多くあるので、Webマーケティングスクール生は優先的に採用していました。

またこれは既に独立したから言えるのですが、Webマーケティング生の場合はエントリーシートは100%通過させていました笑。

他にもリクルート・マイナビなどの求職者様をいっぱい見ていたので、全てに目を通していたら時間が足りないんですよね。

そのためスクール生は顔パス笑!

【結論】Webマーケティングスクールは意味がない?

意味があります。

金銭面に余裕があれば、絶対に入るべきでしょう。
(※Webマーケティングスクールが独自で保有している求人もあります)

ただ繰り返しになりますが

Webマーケティングスクールで絶対に学ばないといけない4選は必ず学べるところを選ぶようにしてください。

  • Webマーケターとしての仕事を理解できるか

  • 基本的なスキルセットが身につくか

  • インプットだけでなく、アウトプットの場があるか

  • グループワークを通し、ディスカッション経験ができるか

この3社は自信を持っておすすめします!

長くなりましたが、Webマーケティングには夢があり、しっかりと稼げる職業です。

最後に未経験転職後に1年3ヶ月で独立した私の収入を公開します。

Webマーケターとしての独立後の収入を大公開

決して自慢がしたいわけではなく

Webマーケターとして活躍できれば収入に困らない世界が待っていることがお伝えできれば幸いです。

実際の業務委託契約書

独立後、初月から約80万円稼げるwebマーケターになりました。

ポジショニングトークになってしまうかもしれませんが

Webマーケティングスクール代は、必ず取り返すことが可能です。

まずは説明会に参加してみて、自己実現に向けた一歩を踏み出しましょう。

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