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はじめまして。想葉soha です。

私たちは、長野県の北西の端に位置する、山深い大自然に囲まれた
小谷村(おたりむら)発の小さな小さなブランドです。
小谷村に自生する植物や村人が大切に栽培する植物を活用して、
アロマ雑貨を手作りして販売しています。

今日は、想葉 soha が始まったきっかけについてご紹介します。

あれは、2年前の秋のこと
想葉 soha 代表の小宮は、2年前の夏に地域おこし協力隊として神奈川県逗子市
からここ長野県小谷村へ移住してきました。
まさに海から山への移住です。
村の人たちからは、「なんでまた、素敵な湘南からこんな山奥へきたの」
とずいぶん驚かれたものです。

さて、地域おこし協力隊として「地域資源の活用」や「多世代交流」や「介護予防」などさまざまな地域の課題をどうやって解決できるだろうか、と考えていたときに、
植物の芳香成分を活用して何かできないだろうか、というアイデアがうかんできました。

ここ小谷村は、森林率が88.5%と非常に高く、森林セラピーの基地としても知られていたりします。 針葉樹だけではなく、広葉樹も広く占めるため香り成分で知られているオオバクロモジやニオイコブシなども自生しています。
さらに、耕作放棄地対策として藤袴(ふじばかま)を栽培していたりして、植物の良い香りに囲まれているんです。

そんなことを考えていた矢先に、地元のじいちゃんが「良い香りの植物」を探していた私の元にやってきました。 右手には、オレンジ色のみかんの網をもっていて中には無造作に草が入っていました。

「ほれ、おまえこの藤袴(ふじばかま)いいニオイするで、これをトイレとかに吊るしてみたらどうだ」 とうれしそうに持ってきてくれました。

確かに、その昔平安貴族がその桜餅のような香りを好み、着物の懐にしたためていたり入浴剤として活用していただけあって、良い香りはします。
ただ、ミカンのオレンジ色の網がビビッとすぎて、まさに素材を殺していました・・・笑

「わかった。ちょっと私に預けて。これを素敵にしてみるよ」

ということで、同じタイミングで出会った村のママ仲間とともに、まずは「フジバカマのサシェ(香り袋)」を手作りしたことがきっかけになり、地元の素材を活用した
アロマ雑貨製作ユニットが立ち上がりました。

藤袴をくれたじいちゃんたちを始め、村内のじいちゃんやばあちゃんたちは、子どものころから小谷村の大自然とともに暮らしてきました。 自然の中で生きる知恵、植物を活用する術の知識はそれはもう半端なく豊富で、私のように都会で暮らしていたものには、学ぶことばかりです。

想葉 soha という名前は、そんなじいちゃん、ばあちゃんの自然への想いを、私たちが制作するアロマ雑貨を通じて村内外へ伝えていきたい
そんな想いからつけられた名前です。

これから想葉 soha スタッフが、このブログを通して小谷村の自然とともにある暮らしぶりをお伝えしていきたいと思ってます。

#おうち時間を工夫で楽しく
#こんなときこそネットショップ

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