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一家でコロナに罹りました

家族構成は、私(40代前半)・妻(30代後半)・長男(小1)・次男(未就園児)。居住自治体は兵庫県神戸市。極力、客観的な記録として残す様に努めます。

発症の順番は、長男→私→妻→次男です。4人に共通したのは発熱。大人は喉の違和感もありました。子どもは2人とも40度近くまで上がりましたが、1〜2日で軽快しました。大人の方が引き摺りました。

私と妻は2021年9月にファイザー製ワクチンの接種を2回終えていました。

この発症の件は、2022年2月の話です。

正確には「みなし陽性」を含みますが、記録の意味も含めてここに残します。

この頃の背景情報。
第6波のピーク直前で、オミクロン株(BA1)が主流。検査体制や保健所機能は追いついてなく、重症者対策に重点を移しつつある状況でした。
(2022年9月に入院給付金の情報を付記しました。)

陽性判明日からの経過

0日目(2月11日金曜日・祝日)

午後になって長男が発熱。気づいた当初は38度台だったかと。午前中元気だったし、喉も「痛くない」と言うし、発熱以外は何の症状も感じていない様子。素人判断としてはただの風邪かなと。祝日なので医療機関は休み、休日診療を受けるほどでも無いのではと様子見を決めました。念のために食材は買い込みました。

夜になって、長男は嘔吐下痢を発症。ノロ系のお腹の風邪の疑いを強めました。

1日目(土曜日)

午前中。長男の嘔吐は治まった様子も熱は下がらず。

まずはいつもお世話になってる小児科(かかりつけ医)に電話。今は発熱外来をやってないとのことで別の内科を紹介され、そこで受診。抗体検査でコロナ陽性の診断となりました。

この時点で発症日を0日として、10日目まで長男は外出禁止となりました。発症の2日前以降にマスク無しで15分以上会話をした人が濃厚接触者になります。

同居家族はもちろん該当。妻は専業主婦、次男は未就園児、私は在宅勤務だったこともあって、家族以外の影響は無いものと判断しました。

この頃は保健所も積極的な調査をしていないので、濃厚接触者の判定はほぼ自己判断でした。

神戸市の保健所への情報提供はスマホサイトを通じて妻が行いました。発症者と家族の関係・連絡先などをフォームに入力する形態です。

長男には解熱剤や鼻水抑制などの通常の風邪をひいた時と同じ対症療法薬が処方されました。解熱剤(坐薬)の投与で熱を下げて、ようやく長男は落ち着きました。経口薬のモルヌピラビルは日本でも承認されていましたが、まだ地方にまでは行き渡っていないのか軽症者には処方されないのかもしれません。

家庭内でコロナ陽性者が出た場合、一応隔離する様にと指導があります。指導といっても、検査した内科でプリント1枚もらっただけです。1日に何千人と出てくる新規陽性者全員に事細かく教えてくれるリソースは無さそうで、そのあたりの情報はもらったプリントと神戸市が用意したサイトから得る必要がありました。

その時点の親の私たちの関心事は、濃厚接触者の同居家族はいつまで行動を制約されるのか、になりました。陽性者を隔離してから7日間というのが分かったこと。

いつも家族4人で同じ部屋に寝てましたが、長男は寝室を分けました。でも元気な次男は構わず出入りするので、「完全な隔離は無理ね」という状態。

その日の夜9時前くらいだったと思います。妻の携帯に保健所から連絡が入り、状況確認が行われました。それが初めての連絡でした。長男の症状は落ち着いていることもあり、次に連絡をくれるのは10日目であり翌日からの外出を許可するものになる、とのことでした。

2日目(日曜日)

長男は解熱剤を使わずとも熱が治まりつつありました。一方で私と妻は喉に違和感を感じ始めました。その他には何もありません。

ただ家族皆が家にいて、北京五輪を視ることしかやることが無い様な状況でした。

3日目(月曜日)

長男はほぼ軽快。でも小学校は休まなければなりません。この頃はコロナ陽性での欠席1名では学級閉鎖にはならなくなっていました。長男の学級は通常運営、つまり長男以外にコロナ陽性での欠席者はいませんでした。

この日の午後、私が発熱しました。

午前中は喉の違和感以外には何も無かったので、在宅勤務で仕事をしていました。

昼頃に微熱、夕方にかけて熱が上がってきて38度台。解熱剤(カロナール)が残っていたのでとりあえずそれを飲んでこの日は定時まで仕事をしました。

妻は喉の違和感だけ。次男は元気でした。

4日目(火曜日)

私の熱は下がるどころか39度台にまで上がりました。喉の痛みは強くなり、咳が出る様になりました。さすがに仕事はきついと思い病欠することにしました。私は仕事に使ってる部屋に布団を持ち込んで隔離。一日寝てました。妻がかかりつけ医に電話すると、薬を処方してもらえることになり、解熱剤と咳・鼻水の薬を買えました。

長男は軽快、妻は少しダルさを感じ、次男は元気なままでした。

長男の症状が無くなったこと、もう既に両親も感染している状況から、この日の夜から長男の隔離はやめました。次男が発症しないことを願いつつ。3才のヤンチャ坊主の次男を1人にするのは無理よね、という判断もありました。

5日目(水曜日)

私の症状は少し軽くなり、解熱剤で動ける状態にはなったので、私はこの日から仕事を再開。喉の痛み、咳の症状は軽く残っていました。
(ちなみに解熱剤はカロナール。)

妻も発熱して喉に痛みと咳が出ていました。ただ、私よりは症状は軽かった様です。動くことはできました。振り返ると、ワクチン接種後の副反応の出方と似ていた様に思います。そういえば、妻よりも私の方が副反応が重かったなぁと。

この日の午後、ついに次男が発熱。

発熱外来は行ったところで薬をもらうだけですし、検査キットが不足している状況から濃厚接触者に症状が出れば検査無しで「みなし陽性」となることは聞いていました。

長男以外の3人に診断はついていなかったので、かかりつけ医に電話で相談し、「みなし陽性」の診断をもらい、次男と妻の薬(対症療法薬)も手に入れました。

私と妻の発症日は喉の違和感が始まった2日目の時点となり、その日から10日間が外出禁止期間となりました。長男の時と同様に神戸市のスマホサイトから保健所へ通知。

夕方に次男は40度近くまで熱が上がったので解熱剤で対応。

6日目(木曜日)

妻と次男がもう平熱に戻りつつありました。

私は喉の痛みが残っていました。

7日目(金曜日)

家族全員が軽快状態に
ただ、私は喉に痰が絡む様な違和感。

8日目(土曜日)・9日目(日曜日)

外に出られない2回目の週末を家族全員が回復した状態で迎えました。
私の喉の状態は変わらず。

10日目(月曜日)

長男の外出禁止期間最終日です。

保健所から電話があり、状況確認がありました。

パルスオキシメーターは使っていないことの確認を経て、
「明日から外出して大丈夫」とのお墨付きをいただきました。

11日目(火曜日)

この日から長男が小学校への通学再開。

そして、私と妻・次男も順次外出禁止期間を終えて、
普通の生活に戻りました。

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近所の知人関係にもチラホラと発症したという情報が増えてきました。このオミクロン株は割と皆軽い症状で済んでいる模様です。それはワクチン接種したおかげで軽症で済んでいるというのも一説として考えられるんだろうなと私は思っています。

後日談(入院給付金のこと)

友人・知人からの情報で、コロナ陽性で自宅療養をした場合は、入院と同じ扱いということで、医療保険に入っていれば入院給付金がもらえると分かりました。

自治体に証明書をもらった後、生命保険会社に連絡をして必要書類を送ることで後日振込がなされました。
家族4名分だったので、数千円×10日前後分×4名=総額うん十万円になりましたので、とても助かりました。ちなみに保険会社はソニー生命とCOOP共済です。

ただ、下記ニュースにある様に2022年9月26日以降は、以前の私たち程度の症状(軽症)だった場合は、入院給付金の対象外になりそうです。加入している生命保険会社の対応を確認する必要はあるかもしれませんが、ソニー生命とCOOP共済は9月26日以降の陽性判明分は既に基準が変更されていました。ご参考まで。

新型コロナ 入院給付金見直し 検査所では理解示す声も
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220926/k10013838051000.html

ソニー生命

COOP共済


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