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誰かへの文句を自分のために生かす

日々、違和感と妄想を食べて生きている
かなやまなほこ です。

世界の違和感は私ににとっての宝物♡

イラっとするヤツ、都合の悪い出来事に対して日々、
感情が揺れ動きますね~。

良いですよ~、いっぱい反応しましょう。笑

意識の法則性を理解できると、感情が揺れ動かなくなる
わけではなく

揺れ動いた感情を自分のエネルギーに変換することが上手くなります。

安心して感情を揺れ動かすことができますね。


無意識に生きているとき私たちは、
外側の出来事に反応し、好ましくない感情を浮かばせ、それに対処しようとエネルギーを費やします。

例えば、
・誰かに自分を困らせた原因だと感じている現象の話をいつまでも語り続ける。
・嫌な奴が変わること、目の前から消えることを願い続ける。
・どれだけ自分を嫌な気分にさせたアレが悪いのか?の証明のために考え続ける。

こんなこと常にやってしまいがちです。
それによって得られるものは・・・疲弊感です。( ̄▽ ̄)

いやだ~。
自分のためにエネルギー変換したい~。
と思った方は、続きの解説を読み進めていってください。


否定のエネルギーは良くない?


否定のエネルギーから生まれたものは、無意識の恐れが現実にも投影される、と理解している方も多いと思います。

先日、チラ見した動画でそんな内容を話していて
Aさんが社会に対して異論を唱えていたとき、スピ好きな知人に
「否定のエネルギーだから良くない」と言われたそうです。
それに対して、Aさんはとてもイラついていたんですね。

繰り返しますが、
良いですよ~、イラっとしたその反応は宝ものです。笑

そもそも私たちは否定のエネルギーに対してとても敏感です。

これは効率良くないなと思ったら、改善が生まれ、
これは汚いなと思ったら、きれいにしたいと感じ、
しんどいなと感じるから、楽になるには?と工夫します。

まずは、否定から気づくのが得意ですね。
それは当たり前なんです。

なので、Aさんが感じた「なんで○○しないのよ!」って意見は
社会が△△していた風景に否定を見つけたからこそ
それおかしいよ、って意見が生まれました。
そうやって人々は工夫という能力を発揮していきます。

なので、スピ好きな知人が言う
否定のエネルギーは良くない、というのは

ある意味正しくもあり、

否定から気づきが生まれるというプロセスに於いては
その考え方は、正しくないとも言えます。

そのため、Aさんはイラっとしたのかもしれません。


スピ好きな知人が言っている「否定のエネルギー」を
もうちょっと深く解説すると大切なことが観えてきます。

なんだアイツ!と切り捨てずに
もう少し深読みしてみましょう。


否定だけにフォーカスすると疲弊する


私たちは過去の体験によって蓄積された情報に動かされています。
それらは、自分にとって都合の良いもの、都合の悪いもの、両方の情報がありますが
それらの領域には、生きる目的が自動的に働いているため
危険を回避することにとても敏感です。

そのため、否定から生まれた反応が浮かびやすくなっています。

まずは、「そうじゃない!」という感覚が浮かぶのが当たり前なんです。

何かを見て、ソレは間違ってるわ!と感じたり
誰かの態度から、自分自身が間違ってると言われている気がしたり
ルール違反をしている人を見つけやすくなっていたりします。


その本能的なシステムによって働いた
とても自覚しやすい感覚が感情や思考を創ります。
それらを私たちは心地悪い気分としてキャッチするので
排除したくなるんですね。

きゃー危険だわー!
早く排除しなくちゃー!
って反応しています。


なので冒頭にも書いた、
人に話し続ける、起きたコトを消そうとして願う、
どれだけ悪いことなのかを証明しようと努める、のです。

そのエネルギーがとても重いんですね~。

なのでよく言われるのが
否定のエネルギーは良くない、という表現です。


恐れの回避から生まれた思考や感情をもとに選択したことは、
恐れのエネルギーがもとになっています。
自分のエネルギーを外に向け続けていると疲弊します。
年齢を重ねるとますます疲れが取れませんね・・・。


無意識の反応はとても大切な気づきを教えてくれています。

なにも起こらないと私たちはぼけ~っと生きているので
そのまま気づかなくても幸せです。
ハカセはきれいな朝日を眺めているだけで幸せです。笑
しかし、それでは記事が生まれません。( ̄▽ ̄)


多くの人が苦手なのが
無意識の反応反射を自分のために有効活用することです。


内なる自分にフォーカスしている風になってない?


あれは良くない!、とイライラしたら
アレに対して(外に対して)意識を向けて
嫌な気分を消そうとするのではなく

あれは良くない!と思ったなら・・・

「なにが良いと思ってるの?」と、自分に向けてあげることが
とてもとても、ほんとにと~っても大切です。

第1ステップはまず
意識の矢印の向きを自分自身に変えることです。


そんなことは知ってるわよ、と思う方も多いでしょう。笑

しかし、その意識のフォーカスを自分に向けているつもりでも
やっぱり外に向けていることがほとんどです。


ハカセの周りに、イチイチ文句を言う人がいました。
自分の考えと違う状況に出会ったら、それをやった相手に対して
間違ってる!と毎回言うんですね。

私は、「自分でさっさとやれば良いのに」
「人は間違うものだから、間違えにくいやり方を創る方が良いのに」
って感じるわけですよ。

ここで、大抵の場合、
「自分でやれやー!」って相手に意識の矢印を向けています。笑

これでは、エネルギーを自分に活用できていないので疲れるのですね。


心の中に浮かんだアドバイス、どこへ使う?


ポイントは、
「間違えにくいやり方を創る」というヒントを
自分の生活に組み込んでみたらどうなるかな?とイメージすることです。

そのヒントが浮かんだということはきっとこの頃
無意識に「上手く行かないなぁ」と感じている滞りがどこかにあるはずです。

それは、仕事なのか、生活なのか、生き方なのか、
自分の感覚を探っていくと見つけられます。

ハカセの場合は、
やりたいなと感じているけれど、なかなか始められない続かない習慣があって、それを継続したらすごいことになるぞって直観があるのに
やれないこと、がありました。

努力しようとしても、そもそもがのんびり屋さんなので
つい、まったりして過ごしてしまいます。( ̄▽ ̄)

なんて私は意志が弱いんだ!と嘆いても、のんびり屋さんなので
まぁいいや、とすぐ気持ちが切り替わります。笑

継続したらおもしろいことになるだろうな、という期待を
実現化するために必要なことは、
努力でも気力でも真面目な考え方でもなく
「やるのが当たり前になるやり方を創ればいいじゃん」っていう発想だったんですね。

先ほどの、「間違えないやり方を創れば良い」というヒントが
自分の生き方に向けられたとき
なるほど!という発想の切り替えに繋がり
それによって、新しい習慣がスタートして、未来が変化するということです。

まだ、そのやり方は生まれていませんが。笑

感情に左右されない自然なやり方が生まれるのが楽しみです。

朝日1

大人の疲れは、意識の状態の現れ


意識のフォーカスが向きを変えたとき、内的な感覚が大きく変わっています。

他者に向けていたネガティブな感情は、いつのまにか小さくなり
自分の内なる希望や興味に対して向けているので、ちょっと楽しくなっていることでしょう。

すると、疲れも感じていないと思います。

大人が疲れているときって、身体の疲れはほどんどないですね。
幼い子供のように全力で活動していないので、疲れのほとんどは
意識の状態によって感じています。

どこに意識のフォーカスを向けているか?なんですね。

純粋な身体の疲れは取れやすいものです。


否定のエネルギーは良くない。
それはとても本質的に大切なことを言っています。

否定のエネルギーが良くないという考え方を丁寧に説明すると、
否定的な気分が生まれているときは、
意識のフォーカスが、自分以外の存在に対して向けられているというサインであるということです。

自分では変えることができない他者の存在や
現実(すでに終わった出来事)に意識が向いているということは、
外にエネルギーを使い続けているだけなので
出ていくばかりです。

外にばかり出している生き方をしていると疲弊してしまい、
エネルギーを貰おうとするチカラが働きすぎてしまいます。

誰かを否定することでその一瞬、自己肯定感の代わりのような感覚を偽造できます。笑

それも外からエネルギーを貰おうとするカタチの一つですね。
しかし、すぐに枯渇するのでまた、誰かを否定したくなるものです。

もしくは・・・
否定しなくちゃいけないくらいの他者や出来事が現れているように感じます。
これなら誰もが共感するでしょ!?というレベルの悪者を創りだします。

私たちはそれくらいすごい創造主なんですね。笑


つまり、簡単に言うと
否定から生まれたエネルギーで何かを選択し行動すると・・

疲れ切っちゃうよ!

ということです。(≧∇≦)


疲弊すると、自分にとってほんとに大事なことに身体を使えないですよね。

あれもこれもしたいのにできない・・・と思っているときは
自分にとって有効的な方向に意識の矢印が向いていないかもしれませんよ。

自分がなにに反応しているのか?小さな小さな感覚を見つけてみてください。

とても些細な、取るに足らないような小さな反応の中にこそ
大事な気づきが隠れています。

当たり前になりすぎて、見過ごしがちな無意識の反応が
「わたしとはこういう存在である」という信念になっています。


今日はどんな反応が生まれましたか?

そのとき心の中でどんなツッコミを外側の世界にしましたか?

気にしない気にしない♡というのは、
他者の存在に対してとても有効的ですが、
自分の反応に対しては敏感になってあげてくださいね。


岡本民江かなやまなほこ の総合研究室


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