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複業、回り出したかな...

理想を描いて臨んだ職務から3月末に自ら決断し撤退。
急ピッチで探して運良く決定した案件への参画からそろそろ1ヶ月になろうとしている。
5月14日という自分にとっては1つの意味ある日に、この1ヶ月程の浮き沈みをちょっと晒してみたい。

全力本業探しの一方で始まっていた


4月1週目は複数のいわゆるエージェントに連絡を取り、目ぼしいIT系業務委託案件を見つけては商談の希望を出してました。なかなか書類が通らず、現地での面談はわずかに2件にしかなりませんでした。そして2件とも不首尾。さすがに焦りました。というもの、理由として

● AWSの知識
● コンテナを利用した開発の経験

という自分に完全に足りてなくてマズイかなと思ってた点を挙げられたから。

ちょうど、始まったばかりだったんですよね・・・
コンテナを利用した開発の、副業案件が
自信を持って「やれます」とはとても言えず・・・

というわけで、1週目は副業なのにこのときばかりは本業であったとある開発案件に約20時間をかけることができました。それ以外の時間はひたすら商談のための調整。
メールが気になってしょうがない、やや厳しい時期でした。

幸運のトリプルヘッダー


4月2週目を前に突如予定が埋まり、とある日になんとトリプルヘッダーとなりました。この日の商談のどれかに願わくば滑り込みたいと思っていたのが正直なところです。

10:30 からの1戦目。ざっくり言うと既存システムの改善案件でした。これまでの自分の経験とややマッチしたようで、それと面談担当者が同い年だったことも重なり、今回の活動で一発目の「前向きに」の結果となりました。

2戦目は 14:00 から。こちらは新規開発案件でした。話していて意気消沈してしまったのが、「コンテナ」「AWS」のキーワードが出てきたときでしたが、インフラ構築はまだ先のことだと聞いて、"あっ、副業のと同じくらいのフェーズだ" と光明が残ってる気がしてました。結果はなんと「是非来て欲しい」。予想外の連勝でした。

17:00 からの3戦目はややうって変わってサービス運用の案件。会社名に圧倒され気味だったのと、あれ?案件情報がなんかちょっと話が違わないですか?的なところがあって、あまりどういうしごとするのか想像できず面談終了。面談には行きはしたものの遠いかな・・・とも思ってたので結果は自分の中で決まってましたが数時間後に「前向きに」の連絡があって、oh... 3連勝、と複雑に思うばかり。

決めなければいけなくなった


ありがたく見事に3連勝したものの、身は1つであり選べるのはもちろん1つ。
実質2つでの選択(①と②)となったわけですが、観点となる事項は複数ありました。

● 報酬
● 勤務地
● 業務内容
● 作業環境
● 参画開始日

実質7社目になる自分なのですが、これまでに複数の内定を取ったことがなく、比較して決めるということが初めてでした。たいした時間ではなかったのですが、自分の中ではかなりめまぐるしいシーソーゲームを経て、決定的要素として ● 参画開始日 の早い方 を採り上げ、現在参画している案件に臨むことにしました。

ここの経験、今後の自分の生存戦略を考える上で、大変貴重だったと思います。
関係のあった方々と、数奇なこれまた運命的な機会に、うまく言えないのですが感謝しています。

こうしてスタートした新しい働き方のスタイル


無事に本業が始まり、副業は一時的本業から副業に戻りました。
副業側のペースダウンぶりは、想定していたより大きくなってしまいました。それほど、本業スタートにかけるエネルギーは大きいのだと思います。GW直前の土日月、とある自分の学習を進めることに注力したところもあるとはいえ、この3日間の副業稼働はゼロでした。・・・あ、見積もりの稼働時間の上限に近づいていたからかもしれない・・・
・・・まあ、疲れていたのだとは、思います。

こうして、平日は本業・休日は副業、という、ちょっと無理気味のスタイルで動き出しました。適度に休んで、求められているアウトプットを出しつつ、続けていければな、と思っています。

副業・複業の現状に思う


さいごに、現在捉えていることを書きます。

● 世の中的に副業の機運は高まっていると思うが、まだまだ「受け皿」は小さい
  副業受け入れを準備しているところが少ない
● 複業が実現するには、相当の “組み合わせの良さ” が必要
  いい影響をし合う事業2つでないと、続かないように思う

うまくいっている、と強くは思わないですが、1つの形として今の自分はいい状況にある方だとは思います。それにしても、2019年の年明け頃から描いていた複業構想が小さいながらも結実したかなと思えるまでに4ヶ月以上かかったという事実。

世の中は難しい。少なくとも自分には。

そんな自分でも、切り開けたことを今後も伝えることができるといいなあ、と思う今日この頃。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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