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【イラストロゴ】酒カルチャーにこだわった隠れ家バーのロゴ【制作実績】

お店のオーナー、農本さんより新規開業するバー『coffee & spirits BESS』のイラストロゴデザインを制作させて頂きました。

農本さんは高校時代からの友人で、卒業後も親交があってちょくちょく「最近どう?」な具合に進捗を聞いていました。そこで2020年、四條畷にカフェ&バーを開業するとのことで、お店のロゴデザインををお声かけ頂きました。

世界大会受賞者による隠れ家バー『coffee & spirits BESS』

オーナー・農本 篤(のうもと あつし)

高校では野球部キャプテンを務め、大学推薦を受けるも肘の故障により推薦を辞退。そこからは『お酒』の世界にどっぷり浸かって、バーテンダーの道に舵を切りました。

・MONIN CHALLENGE COFFEE CUP 2019  一位・ジャパンコーヒーイングッドスピリッツ チャンピオンシップ 2019 第三位

と、バーテンに置いて文句なしの実力者です。

(大会での様子)

https://www.youtube.com/watch?v=q1BH1Hr3GSA

隠れ家バー『coffee & spirits BESS』

べすの内装

スピークイージーという、アメリカ合衆国に置いて約10年ほど酒が法律で禁止された時代に発展した『見つかってはならない隠れ家酒場』といったカルチャー。

そのスピークイージーをコンセプトに、『一度見つかればここほど居心地の良いバーはない』と言った具合の、好きな人にはたまらないタイプのバーです。

ご依頼時に頂いた要望

世界観がとても重要となってくるので、「『カルチャーや時代背景にマッチした範囲』で、その中に遊び心が欲しい」と言った内容を頂きました。

そこで、上記のスピークイージー等の禁酒法時代のカルチャーやお酒の歴史のお話をわかりやすく聞かせてくれました。

ロゴデザインはお店の顔なので、全ての歴史的背景やお店の世界観を理解した上でないと『見かけだけの検討違いなもの』になってしまいかねないことを再認識。

シビアなテイストの部分は慎重に、攻めるべきところは大胆に、と言った具合でラフ案の制作に取り掛かりました。

coffee & spirits BESS イラストロゴデザイン

ラフ案のプレゼンテーションからテイストのすり合わせ、修正作業を経てイラストロゴデザインが完成しました。

しろ

くろ

こだわったポイントを3つ解説させて頂きます。

こだわったポイント① 世界観とマッチしたビジュアルテイスト

画像2

これは禁酒法が始まった1920年のニューヨークでの写真。

この時期に流行したデザインと、逆にその頃にはまだ存在しないようなデザインやビジュアルのテイストがあります。

その時代のチラシや街の風景、流行のファッションをリサーチして、スピークイージーな世界観にマッチした字体をベースに、イラストレロゴとしてデザインにしました。

こだわったポイント② ワンラインアートでの表現の限界値に挑戦

こまかいべす

僕、曽我ジョニーのイラストコンセプトとして『ワンラインアート』があります。

一本の線と配色で全てを表現するのですが、文字の設計はラインの取り方でまるっきり印象が変わってきます。

そこで複数回による打ち合わせでピクセル単位で線の幅を相談。

お互いにとってベストな表現の幅でデザインすることができました。

こだわったポイント③『攻め』の部分である配色


黒のラインは、原色のクロに近い黒色を選択。存在感をしっかりと出せるコントラストの効いた黒色をご提案。

メインカラーとなるオレンジ色は、『若すぎず、暖かすぎず、安っぽくない』具合に配色を調整。

一から作成したオレンジ色により、他と被らない攻めたメインカラーとなりました。

この度はありがとうございました

開業中の忙しい中、毎回しっかり打ち合わせの時間を頂いたおかげで、完成度の高いロゴデザインを提供することが出来ました。

またお店に顔出さしてもらいます!この度は本当にありがとうございました。

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