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マンガのアニメ化や実写化について
根っからのマンガのアニメ化、実写化は安易にして欲しくないというのは今も昔も変わらないです。
というか、マンガのアニメ化は昔はとても慎重に進めていた気がします。
マンガには原作ファンがいて、アニメ化すれば新しいファンを獲得できるビックチャンスだったのですが、下手をすれば原作ファンが怒ってしまいます。
マンガの尺と、アニメの尺はそもそも違うので、必ず無理をしなければいけないし、声優さん選びも大変だと思います。
少しイメージが違うだけで、たたかれた声優さんをたくさん知っています。
『よんでますよ、アザゼルさん。』のように、かなりの熱量でこだわってくれるアニメ監督さんの方が少ないのではないかと思います。
アニメとラジオが密接にかかわっていた時代、ラジオというのは声優さんがいかに作品と真摯に向き合っているのが分かる媒体でした。
作品中の苦労、役作り、そして作品への愛について語る場。
やはり昔からその作品が好きだったり、細かいところまで読み込んでいる人は、はじめ認められていなくても、最終的には受け入れられていたような気がします。
何はともあれ、やはり原作への敬意が大切なのではないかと思います。
作品にはそれぞれ伝えたいメッセージがあると思います。
ストーリを変えても、その作者が伝えたいメッセージが残っていれば、そのアニメ化や実写化は成功だと言えると思います。
個人的には、「ばらかもん」のドラマ化は良かったです。
私は原作が昔から好きで半信半疑で第一話を観たのですが、続編をやってほしいくらい素晴らしい作品でした。
ギャグマンガ寄りの作品をあそこまでドラマとして違和感なく観ることができること自体すごいのですが、さらにストーリーが原作違ったところがあっても登場人物の温かさなどは原作と変わらないと思えるほど素晴らしかったです。
マンガファンとしては、やはり原作を大好きな人に作って欲しいなと思いますが、これはきっとマンガファンのただの我がままなのかもしれませんね。
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