コーヒーカップのすすめ[趣味]
原神以外の私の趣味は、読書と陶器集めです。
中でもコーヒーカップを集めるのがとても好きなので、持っているものの中でもいくつかピックアップしてご紹介します。
(手に入れた順番になっています。)
旅先で出会った美濃焼。私にとっては思い出の品です。店舗で1600円くらいで買いました。
それまで陶器集めなど全くしていませんでしたが、立ち寄った陶器屋さんでコーヒーにミルクを垂らして混ぜたようなこの模様に一目惚れしました。
当時学生で、千円の陶器でも高いと思っていましたが、このカップに出会ってから毎日ティータイムが楽しみになり、人生が変わりました。
今となっては1600円以上の価値があると思っています。
こちらはたまたま立ち寄った移動陶器市で見つけたものです。
下の皿と上のカップは確か別々の場所で買いました。お店の方がこれの赤バージョンとセットでおまけして売ってくださったので、スープカップとして使っています。
コーヒーカップにしてはかなり大きいです。
デザインとしては落ち着いた感じで、下側が北欧の夜空を思わせる色合いだなぁ…と思っています。
これで温かいスープを飲むと幸せな気持ちになれます。
こちらは滋賀県で買った多分、信楽焼(へちもん)です。(…萩焼の可能性もあります。)
へちもんとは、信楽の職人が「風変わりなもの」という意味で使っていた言葉だそう。
手作りの焼き物は一点一点、同じ模様にしようとしても模様や色、形が異なってきます。
このコーヒーカップは岩のような模様に、荒波を感じさせる青が映えていて、とても素敵だと思って買いました。
触り心地も、岩のような部分はザラザラとしていて、水のような青の部分はツルツルしています。
何焼か聞くの忘れたので、わかる方は教えてください。
石川県で立ち寄ったお店で買いました。九谷焼は結構お値段が高く、それでいてカラフルすぎて私の個人的な趣味には合わず…なかなかほしいものがないなぁと思っていたところ、個性的なこちらの作品に出会いました。
(お値段も確か5000円以内だったような気がする)
触り心地や見た目は錆びた銅のような感じですが、あまり見かけない背の高い形と、渋い色味や触り心地が気に入りました。
私が持っているコーヒーカップの中では一番ザラザラしています。
こちらはいつもコーヒーを飲む時に使っています。
余談ですが、九谷焼は特に外国人の方に受けがいいらしく、海外から買いに来ている方を沢山見かけました。
こちらは恩師(先生)が、私が焼き物好きだということで譲ってくださった山口県の萩焼です。
透き通る海の水面に光が反射しているような模様が綺麗です。一見ガラスのようにも見えます。
とても綺麗なので、コーヒーというよりは透き通る紅茶などを入れて飲んでいます。
見た目通りトゥルットゥルのガラスのような触り心地です。
こちらはオーロラのような模様を一目で気に入り、確か長野県で買いました。信州の松代焼と呼ばれるものだと思います。
価格を覚えていませんが、3000-5000円くらいだったような…?(もっと高かった気もする)
手触りはザラザラとツルツルの間ぐらいで、画用紙を陶器にした感じの触り心地…?(例えが難しい)
こちらは伊賀焼です。三重県で買いました。
これは見た瞬間に即買いでした。
お値段は確か8000-9000円の間くらいだった気がします(記憶があやふや)
かなり歪で全然丸くない、個性派な形をしています。
自然の川の水や岩や苔を連想させる色合いで、形も岩っぽくゴツゴツしています。
触り心地も、ツルツルした部分とザラザラした部分に分かれており、サイズは他のカップより一回り以上大きいです。
抹茶を飲む時は、お気に入りの湯呑みか、必ずこれで飲みます笑
外国人の友達はみんなこのカップが一番日本っぽくて好きだと言ってくれます。
世界樹のような模様のこのカップは滋賀県の布引焼です。5000円くらいだったと思います。
元々ソーサーはもっと長方形に近い形のものがついていたのですが、別の皿の方が合うということで違うものとセットで使っています。
触り心地はつるつるしています。
ファンタジックな絵本のように美しい作品をお求めの方、おすすめです。
青っぽいものばかり持っていたので、
もっと暖かみのある美濃焼の赤志野のようなコーヒーカップがほしいと思って探していたら、偶然出会った作品です。2000-3000円くらいだった気がします。
ちょうど学生時代に赤志野の急須を窯元で購入したので、それに合いそうなこちらを買いました。
お月見のような模様がとくに気に入っています。
触り心地は釉薬(器の表面を覆うガラス質のうわぐすりのこと)の凸凹感が感じられ、ツルツル寄りの少しだけざらっとした感じ。
触り心地からも暖かみを感じます。
赤志野と同じ時期に買った作品です。女性らしい華やかさと暖かみを感じる作品を探していたところ、こちらのコーヒーカップに出会いました。
2000-3000円くらいで、陶器屋さんで買った瀬戸焼(多分?)です。
少し粘土に近い触り心地で、ザラザラはしていないのですが、完全なツルツルでもない感じです。
見た目からして華やかなので、気分を上げたいお昼間によく使います。
カップの飲み口やソーサーも上から見るとお花の形をしているんですよ。
こちらは一番お気に入りのコーヒーカップです。人気の作家・鶴琳窯の林英樹さんが作ったもので、美濃焼(織部焼?)です。
私の行きつけの器屋さんで5000円くらいしましたが、多分もっと安く売ってると思います。
この作家さんのコーヒーカップは行きつけの器屋さんがよく仕入れているのですが、上に行くほど外に反っていく作品が多く、背丈が低くてここまで丸い作品に出会ったのは一度きりだったため、これを逃したらこの子(作品)には滅多に出会えない!と思って即買いしました。
かなりモダンで西洋の森のような暖かさがあります。
私は勝手にノルウェーの森って呼んでます。
触り心地はざらっとした部分とつるっとした部分で分かれていて、自然を感じます。
この作家さんの作品はどれもこれも超素敵なので、ぜひ気になる方は見てみてください。
うちのコーヒーカップ置き場の不動のセンターです笑
こちらも形は少し歪ですが、お花が美しい華やかな作品です。
西洋のドレスのような美しさと、日本の独特な形を重視する陶器の美しさが兼ね備えられた作品だと思います。
私はこれを勝手にシンデレラと呼んでいます←
お値段確か3000円くらいで、美濃焼の丹山窯のものです。
全体的につるつるしていますが、ガラスよりはでこぼこしていて、美しいのに歪なアンバランスさがめっちゃ可愛いです。
こちらは私が持っているコーヒーカップの中でもダントツで背丈が低く、飲み口が広く、ソーサーも横に大きい変わった形のコーヒーカップです。
飲み口はゆるーくお花の形をしています。
ミルクティーを飲む時は絶対にこれで飲みます。
個性的なもの大好きなので、この形を見た瞬間衝動買いしました。行きつけの器屋さんで買ったのですが、多分特徴を見た感じ瀬戸焼だと思います。
価格は2000円くらいだった気がします。
美濃焼です。価格は4000円ほど。
こちらも西洋の美しさと日本の和モダンな感じがあって、女性らしさも兼ね備えた貴婦人のようなティーカップだと思います。
岐阜県で買いましたが、一目惚れでした。
私は丸みがある背丈が低めのカップが好きなので、上に行くほど外に反っていき、尚且つ少し背丈が高いこのティーカップは棚に置くと浮いてしまいます。
しかし、ひっくり返したドレスのような美しさがあるなぁと思っており、紅茶を飲むときに愛用しています。
こちらは行きつけの器屋さんが店舗に出す前に私に最初にお披露目してくれて、一目惚れしてその場で買いました。
6000円ちょっとくらいの予定だったみたいですが、5000円で売ってくれました。
ミルクに浮かべたいちごのような、紅葉のようなシンプルなデザインが素敵です。
私は勝手にいちごカップって呼んでいます。
信楽焼(へちもん)で、取っ手が少し太めです。
この子も一つ前の焼き物と同じく、背丈が高めで上に行くほど外側に反っています。
少しぼこぼこしていますが、そこも味があって好きです。
華やかな女性らしい作品は持っていますが、素朴でシンプルな可愛さが私のコレクションになかったので、買ってよかったと思います。
いかがでしたか?
最近忙しくて旅行に行けていないので、学生時代のように旅先で素敵なカップに出会うようなことはなくなりました。
元々は窯元に行って、製作者の話を聞くのも好きでした。それも最近は忙しくて行けていません。
ただ、その分一つ一つの焼き物とのご縁を結んでくださる器屋さんがあるので、私のティータイムは充実しています。
日本の焼き物は同じような作品にしようとしても、色や形、模様が作家さんのその時の手の動きや釜の焼き加減で結構変わります。
なので一度出会って後で買おうと思っても、他の方の手に渡ると、二度と似たものには出会えない可能性があります。
一回一回の出会いを大切にして、一度好きになったら私はもう絶対買うようにしています。
すると数がどんどん増えて置き場に困ってしまうんですけどね…。
少しでも皆さんに焼き物の良さが伝わったら嬉しいです。
私の趣味の記事にお付き合いくださりありがとうございます。
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