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娘の「学校怖い」がわかった気がした日

もうすぐ新学期。
子供達は楽しみよりブルー。

学校怖い病の娘。
冬休みを境に大丈夫になったりしないかな…
と期待していましたがダメでした。
まだあと数日あるのに「怖い怖い行きたくない行きたくない」
と呪文が始まりました。

夕方からスーパーへ娘と買い物に行った時のこと。
娘がすっ飛んで私の元へ戻ってきました。
「〇〇君がいた!怖い」
えっ?
「よぉ!」っていっておけばいいのにと思いつつ。
お父様とお買い物に来ていたようで私は会釈をして
お友達なんだね、こんにちは^^して終わりました。

しかし

その場で終わったと思ったらレジに並んでいる時に
またその男の子のお友達がすっとんできて、
娘はとっさに私の陰に隠れました。
それはそれは、大きな声で「〇〇だ!なぁ!なんで隠れるんだよ!」って。
店内に我が家の名前が響きわたってました。

私が男の子に「ごめんね、恥ずかしがりやさんなんだ」
というと、男の子は「はぁ~????」と言って消えていきました。

娘が「学校怖い」という理由がなんとなくわかりました。
これは怖いというかしつこい
男の子なんぞ、これくらい元気な子は多い。
ましてやまだ2年生。
我が家にも息子が二人いるのでわからなくもない。

でも私は娘が学校怖いのが、わかると思ってしまいました。
2学期を境に交流級には一歩も入ることができなくなった娘。

理由はいろいろあるのでしょうが、こういう勢いのある子達が怖いの理由のひとつなんだろうなって感じました。
色んな子がいるから仕方ないと思った方がよいのでしょうが、
学校の中、教室の中は逃げ場がないから子供はすごく辛いよなって
改めて考えてしまいました。

私たち大人は、
付き合わなければいい
その場から去ればいい
で済むけれど、学校という箱の中は、先生が常に目を配っているわけではないし、ぼっちの娘からすると数百人がいる箱は相当辛い場所なんだろうな。

ちゃんと、わかってあげられていなかったなぁ。
「怖くない怖くない!って言ってごめんね。あれは怖いね!」と話しました。
もちろん、その男の子に悪気はなく娘に反応してほしかったんだと思う
ということも伝えました。

男の子のおかげで娘が怖いということの一つを知ることができました。
母の私にとっては良かったけれど娘の学校怖いは、なんも解決できていません。

怖い怖いの呪文が怖さを増殖させているんだという話をしました。
言霊といって言葉の力はすごいんだよ~と話しました。
まったく通じませんでした。
こどもに自己啓発やスピリチュアルな観点で話をしても通じるわけない。

だから新たな学びをはじめました。
過去の怖かった出来事のトラウマを消してあげたい。
思いばかりが募る今日この頃な私です。

お読みいただきありがとうございました。


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