マッチングサイトで出会った人達 その2:Mさん

今回は、私がマッチングサイトを始めて2番目に出会った、Mさんのお話です。


Mさんとは、Pairsとほぼ同時に登録をしたwithで、一番最初にマッチングをしていただいた方です。

登録されている写真の笑顔がすごく素敵だったのと、食べ物の好みが色々合いそうだったので私の方からいいねをさせてもらい、マッチングに至りました。

私の住んでいる福岡県外の方だったのですが、ちょうど私がプライベートの関係で月に数回、その方の住んでいる地域の方まで足を伸ばす用事があるため、その際にぜひ一度お会いしましょうということで話が進みました。

会う約束をしてから実際にお会いするまでに1週間くらいの間があったのですが、こまめにメッセージをくださる方で、会う前からかなりメッセージのやり取りをさせていただいたのが印象的でした。


■Mさんについて

年齢は私と同い年。
スタイルはすらっとした長身の細身の方だったのですが、先ほども書きましたが笑顔がすごく印象的で、スマイリーマークみたいな「これぞ笑顔!」という感じの笑顔がお会いした時に本当に素敵だなと思いました。

現在住んでいる県は一応生まれ故郷という事ではあったのですが、関西の方の大学に入学したタイミングで九州を離れて以降は関西圏で生活していた時間の方が長く、それが仕事の関係でたまたま数年前に戻ってきた…という事でした。

Mさんが関西にいたときに住んでいた場所が私が昔からよく旅行で行っていた場所のすぐ近くだったということもあり、色々と人の縁ってあるもんだなと、お会いする前から思っていました。


■1回目のデート

1回目のデートは、Mさんが前から行ってみたかったという、Mさんの家の近くにある喫茶店へ行きました。

Yさんの時もそうでしたが、今度は他県ということもあって土地勘があるわけもなく(笑)、Yさんの時同様、初デートののお店はMさんに決めてもらいました。
マッチングサイトで「女性に店を決めてもらうなんて絶対NG!」などとよく言われていますが、まぁ相手の地元に乗り込んで行く場合に限っては、はある程度お任せしても大丈夫なようです(笑)。

お店は和モダンと言った感じの素敵なお店で、休日にお邪魔したこともあってそこそこの混み具合。

このご時世なので座席同士がものすごい密集している…ということは無かったのですが、初対面ということもあってどうしても「マッチングアプリで知り合ったんだろうなこの人達」感が出ている状態でしたので(笑)、混雑しているお店はちょっと恥ずかしかったですね〜(汗)。

結局お店がかなり混んでいたこともあり、1時間ほどでお店を出ることにしたのですが、その間にお互いの家族の話だったり、今までの人生経験みたいな内容の話を色々することができ、前回のYさんとの最初のデートが「お互いの結婚観」や「もし結婚したら…」という未来の話が多かったのとは対照的に、Mさんとの会話は「今までの人生はどうだったか」「お互いがどう言う人間なのか」と言う過去の話が多く、婚活云々の前に「人によって、アプローチはこうも違うのか〜…」と、全然関係のないところで妙に関心をしていたのを覚えています(笑)。

また、お店を出た後も「せっかく来てくれたんで、もっと色々回りませんか?」と提案をしていただき、その後もなんだかんだで晩御飯をご一緒させていただくくらいの時間まで、一緒に過ごさせてもらいました。


Mさんとの初デート以降も何人かの方とお会いさせていただきましたが、初デートでこれだけの長時間を一緒に過ごしたのはMさんだけでした。

夕食を食べた後、LINEの交換と次回のデートの約束をしてこの日は解散。

「3回目のデートは私が福岡に行きますね」と言うことをこの時点で言われていたので、まぁ気に入ってはいただけたのかな…?と思ってMさんの住む街を後にしたのでした。


■2回目のデート

2回目のデートは、ドライブをすることに。

Mさんと最初にメッセージのやり取りをしていたときに二人とも好きだと言っていたお店があったので、そこまでドライブに行くと言う感じで当日の予定が決まりました。

車でMさんの街まで移動して待ち合わせした後、車で1時間ちょっとのお店に移動してランチ。その後、Mさんが気になっていたというカフェに移動して、デザートを食べて帰る…と言う感じのデート内容だったのですが…。

結論から言うと、この2回目の、特に最後に行ったカフェでのMさんの振る舞いがどうしてもうちの中で「無いな〜…」と思ってしまったのが原因で、最終的には「お断り」をさせてもらうと言う流れになってしまいました…。

具体的には、Mさんの店員さんへの態度というか、間違えの指摘の仕方がどうしても好きになれない…と言うのがその理由でした。

カフェの店員さん、新人だったのかオーダーを読み間違えるわ質問に答えられないわ持ってきたケーキをひっくり返すわ(笑)で、確かになかなかのポンコツっぷりだったのですが…。
私は店員さんのミスに対しては、間違ったオーダーが出てこようとコップの水をひっくり返されようと全然気にならないタイプの人間なので、仮に相手にミスがあったとしても、それを責めたり非難したりと言うことをする人がどうしても生理的にダメなんですよね…(汗)。


誤解を与えそうな文章なのでフォローをさせてもらいますが、Mさん自身のオーダーを読み間違えたり持ってきたケーキをひっくり返したことに対して怒った、と言うわけではなく、どちらも店員さんのミスは私に対してのもの。
多分なんですが、デートのために私が遠くから来たのに、店員がちょっと失礼な感じのミスを連発していたので、自分が気に入らなかったと言うよりも私が不快にならなったんじゃ無いかと思って必要以上に怒ってくれたのだとは思うのですが…。


理由はともあれ、店員さんに厳しい態度を取ったり必要以上にきつい言い方をするのはどうしても生理的に受け付けられないので、とりあえずMさんと店員さんの間を取りなしつつ、その日の食事を終えました。


■2回のデート終えて

デザートを食べたカフェからMさんをご自宅の近くまで送る間に、Mさんからは最初のデートの時に言われていた「次回は福岡で」と言う話をしていただいたのですが、私の方ではとりあえず「私の仕事の予定が細かくわからないので、帰ったら連絡します」と言うことでその場は納め、数日後、申し訳ありませんが…と言うことでお断りの連絡をさせてもらったのですが…。

それにしても、告白をされて断る…というのならともかく、告白もされていないのに「付き合うことができないので」という理由で次に会うのを断るというのって、なんか不思議な話ですよねぇ…(汗)。

例えば職場の同僚の異性に食事に誘われた際に、脈絡もなく「ごめん。付き合うとかはできないから一緒に食事行けない」なんて断り方したら、「は? なんで付き合うとかの話になってるの?」とか言われそうじゃ無いですか?(笑)

付き合えないから食事なり次に会う約束を断るのって、お互いがとりあえず「マッチングした以上は原則交際なり結婚に向けてデートを重ねます」というのが前提になっているマッチングサイトとか、お見合いならではの行動だと思うんですよね。

お互い「結婚なり交際なり」がゴールになっていると言う前提でお会いしている以上、そのゴールに向かえないと言う判断がどちらかをした場合は一旦終了。職場恋愛などの「普段に日常生活の延長上にある出会い」のように、「お友達でいましょう」なんて中途半端な関係は基本的にはなし…と言うのは理屈の上というか、自分の身に降りかかる分には理解も覚悟もしていたつもりだったんですが…。


槇原敬之さんの歌ではありませんが、「さよならと言われるより、言う方がきっと辛い」と言うわけで、2回連続でまさかの「私の方からお断りをする」と言う状況が続いたこともあって、正直この辺りから、マッチングサイトを使うことに対して、ちょっと億劫な気持ちが出てきてしまった、Mさんとの出会いなのでした…。


■まとめ

ということで、マッチングサイトを始めて2番目に会っていただいたMさんとのお話を今回は書いてみました。

Mさんと最初にあった週は、マッチングサイトをやっていて一番レスポンスが多かったというか、なんか知りませんが次々とマッチングができた上、デートの約束もぽんぽん取れた…という特殊な状態だったので…(笑)。

次回は3番目に会っていただいた方と、余裕があれば4番目に出会った方のお話を書きたいと思いますので、お楽しみに(笑)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?