ペスタロッチについて⑦

(リーンハルトとゲルトルート)
隠者の夕暮れで実施を得てペスタロッチは自分の思想を小説と言う形で発表する。ところが構想もないまま書き進めて書き上げた小説だった。当時の農民の生活を表現したものだったが、この小説は信じられないほど好評を博した。ペスタロッチは一役ヨーロッパ中に文名を馳せることになった。1781年のことである。しかしペスタロッチが表現したかった貧困から民衆が抜け出すためにメッセージを送ったこの文章は残念ながら民衆の行動を変えるよ知らなかった。
(ここまでの読後感)
   日ごろから実践していることを文章として表す事はさほど難しくないと言うことなのだろうか。しかし民衆に訴えるテーマや構成などよく練らなければ、自分の想いは聴衆の心には響かないのだと言うことだと思う。
今自分は、SNS上で日々自分の思いを発信している。まだまだ反応が少ないが、続けることで何か見えることもあるだろう。
(今日は午後まで)

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