機龍警察を読んだ

機龍警察を読んだ。
2010年に発表された第一作のものである。
久しぶりに面白かった。
やはり自分にはこういうハードボイルドで血生臭い世界観が合っているようだ。

登場する兵器はガサラキ(1998)のそれに近い。
個人的な意見を言うとすれば、モビルスーツやタクティカルアーマー、パトレイバーにおけるレイバー、そして本作に登場するキモノも含めてだが、使用者が搭乗員として内部に完全な形で内包されるタイプの兵装は、特に市街戦などを想定した現場においては不適切だと考えていて、実用化にはやや難ありではないかと考えている。

一つは全高が高すぎること、もうひとつはメンテナンス性の低さが理由として挙げられる。

歩兵の装備は小型であれば小型であるほど、メンテナンスフリーであるほど良いはずだ。

と持論を展開したが、この作品は面白かった。
人物を描けているという点でも良かった。

すごく昔に自分もパワードスーツものの同人小説を書いたことがあるが、久しぶりにまた何か書きたくなってきた。

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