クリスマスに寄せて
ペットが健康であるように・・note22
ちょうどアドベント(待降節)の時期に、この資料を書いています。
クリスマスまであと少し、街もイルミネーションできれいに飾られています。今回はこのクリスマスの時期ならではの雑文を書いてみました。いつもの健康の資料とは違いますが、ご一読いただければ幸いです。
私事になりますが、以前幼稚園教諭をしていた頃、職場がキリスト教幼稚園でしたので、クリスマスの行事はことのほか思い入れも強く、子どもたちと熱心にお祝いしたものです。
その中でクリスマスの一大イベントの「プレゼント」というものがあります。子どもたちもサンタさんに何をもらうか、とても楽しみにしていました。
私たち教諭は「本当のプレゼントとは?」ということを、子どもたちに教えていかなければなりませんでしたので、O・ヘンリーの「賢者の贈り物/ほんとうのプレゼント(子ども向け)」を素話にして、よくお話ししたものです。
内容はご存じの方も多いと思いますが、自分の身(大切なもの)を犠牲にして、相手に与えるものが本当のプレゼントなのですといった内容です。プレゼント=もらうものではなく、与えるものという話をこの時期よく話して聞かせたものです。
さて、私の昔話はこれくらいにして、深夜のテレビを見ていますと、ペットとヒトとの関わりのような内容の番組を放送していました。見るとはなしに見ておりますと、私が飼っておりましたフラットコーテッドレトリバー(弊社のロゴにもなっています)が主人公でしたので、自然にテレビに引き込まれていきました。
その話の内容とは、「英国の女流作家が年老いてから、一頭のフラットを飼いました。その子はお客様が来るとトランクを開け、靴下や下着を自分のおもちゃ箱に入れてしまうのが癖でした。ですから、お客様には決してトランクを開けっ放ししないようにと、釘を差さなければなりませんでした。
ある時、そのおばあちゃん作家が、ガンのためにしばらく入院しなければならなくなりました。死を間近にして、娘のこと、夫のこと、孫たちのことと同じように愛犬のことが心配でならなかったそうです。
2週間後退院してきたおばあちゃんは、2階まで階段を上ることが出来なかったので、家族のものがソファーに簡易ベッドを設えてくれました。
すると、夜寝ている間愛犬のフラットが何をしたと思いますか? その簡易ベッドの周りに自分のおもちゃを並べていったのです。頭にはボールを、お腹の上にはフリスビーを、腕の所にはお人形をと、朝起きると彼女の周りは、犬のおもちゃで一杯だったのです。
作家の彼女は大笑いしました。何ごとかと思って。しかし、よくよく考えてみると答えがわかりました。愛犬は退院してきた飼い主に、自分の一番大切にしているおもちゃをプレゼントしていったのです。」
この放送を見て、先の「賢者の贈り物」がすぐに思い出されました。
彼らは、私たちに無償の愛を与えてくれます。
彼らは、私たちの心を癒してくれます。
彼らは、私たちの心に勇気をくれます。
彼らは、私たちに一日一日を大事に生きることを教えてくれます。
クリスマスの時期ですから、このような文章を書いてみました。
私たち飼い主が、彼らに贈れることもたくさんあると思います。健康管理をしてあげることもその一つ。病気を予防することは、正しく清浄な食事と栄養療法で可能なのですから・・。
そして、規則的にお散歩に行ってあげること、最後に話しかけながら、身体をなでてあげること、それが彼らが一番望んでいることかも知れませんね。
犬猫の健康食品の店 ソフィア 代表池田https://www.sofia.co.jp/
最後まで、お読み頂きありがとうございました。少しずつですが、継続して載せていきますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。