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NY6日目、演奏の心得

ニューヨークは4/24(月)。
日本との時差は13時間。
ほぼ真裏の時間帯ゆえの時差ボケも、到着から6日目の本日はほぼ気にならないレベルにまで落ち着いた。

20日と21日のリハーサル後、演奏方法の修正のため毎日数時間ロングトーンと倍音練習に費やしている。
彼らのサウンドを目の当たりにして、ロングトーンや倍音コントロールといった音を出す基本となる技術レベルが圧倒的に高いと感じたからだ。

加えて彼らの技術力が高いという部分の驚きだけではなくて、”命を捧げて吹いてる”といったマグマのような強い信念が一音一音に宿っているといった強力な凄みがあった。
言葉に言い表せない複雑な感情が音に表れているように感じた。
到底カジュアルに聴き流せるような音ではないし、心を打つ。

長時間吹けるように楽に吹こうとか、音程が外れないように無理しないでおこうとか、破綻を恐れて守ろうとか、全くもってそういうことじゃないんだなということを確認。
ならば私もとことんやってやろうじゃないかと(そもそもその域で演奏しないとアンサンブルしない)そんな意気込みである。

明日はリハーサル3日目。
楽しみだ。
そして今夜仲間が増える予定。


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