タバコは番号で買うものじゃない ネットのなかった時代のフォークロア7
そこそこ ほどよく カッコウよく 生きることが いんじゃないかと思っている。
何かにあまりにもディープに入り込んでエキスパートになることもとても素晴らしいと思うけれど、何もかも同じことばかり人生やっていられないというのが 本当のところ。
そんな人生の中で 「そこそこ ほどほど カッコいい」くらいにはコミットしているんじゃないか? と思うことを 綴って行こうと思う。(ネットのない時代のフォークロアとどう違うのか ではあるが、ま、いいや)
コーヒー と タバコ
これこそ、ネットのない時代のフォークロア的なテーマ なような気がするけれど、ま、いいや。許せ! コーヒーとの付き合いは やっぱりタバコとの付き合いから始まったような気がするな。高校2年くらいまでは、お茶派 だったような気がする。というのも高校時代はやはり親と住んでいたわけで、タバコが親公認になるまでは、親が休憩のおやつとお茶を入れてくれるのを飲んでいた。チャンちゃん。
それでいいんだ。でも、やっぱり家の外では喫茶店(というか、カフェ、カフェバーで)となるわけで(お茶とお茶請けなんてのはほとんどないし、ケーキなんか食べないしね)、喫茶店といえば、そこにはコーヒー&タバコ&おしゃべりであって、ネットよりも優れた(情報交換の場)web空間だった。
カフェバー文化&レトロ(またはスタッグ)喫茶は、ネットのない時代の最後のカフェ・カルチャーと言えるんじゃないかな。そこはシアトル系コーヒーショップとはまたちょっと違うのだ。
高校時代、まあ、飽きもせずに毎日 喫茶店に通っていたような気がするな。そこではやっぱり コーヒーだった。
もちろんブラック。
今もコーヒーはブラックしか飲まないし、ブラックだからこそスターバックスやコンビニコーヒーでも飲める飲めない というジャッジ(美味しい、ちゃんと淹れたコーヒーか)ができる。と思っている。
でもってその当時は喫煙もしていたんだよね。時代の気分としてはセブンスターからマイルドセブンへな時代で、キャビンなんかが出てきて日本でのモータースポーツのスポンサーなんかになっていった(もちろんF1はジョンプレイヤースペシャル、キャメル、マールボロという時代)。で、何を吸っていたか?
ラッキーストライクのダブルサイドカット
歯が茶色くなるよりも、指がヤニ色になったわw という代物。でも、まあ かなりヘビーなタバコではある。だからこそ、ちょっとしたタイミングでしか吸わない。チェーンスモークするようなものでもなく、まあこれこそ、カフェ(喫茶店)で真剣に格好よく吸うものなわけ
もちろん自動販売機にはない(もちろん、タスポのない時代。タスポ導入時はすでに、タバコなんか吸っているのは時代遅れやと考えて、タバコやめていたわ)。売っているのは、日本専売公社直営(JT)のタバコ売り場。四条河原町の高島屋、楠葉、高槻の松坂屋、それと JR吹田駅前のダイエーにあって(梅田やミナミにも売っている店はあったと思うけれど、遊びの圏外やった)小遣いの許せる範囲で買っていた、覚えがある。
そん なタバコは とっくにやめてしまった。というか、時代は タバコじゃなくなったんだよね。
タバコは番号で買うものじゃない
コンビニで、タバコを買うときに番号で指定するけれど、みていて情けない気分になる。タバコとは「私は、この銘柄のタバコを吸いますよ!」と自己主張として買うものだ と 思う。
それでこそ、そこそこ ほどほど 格好良く だ。
タバコ屋の看板娘でも、森川のおばちゃん でも誰でもいいじゃないか「ラッキーストライク」や「チェリー」と告げたら、「はい」と出てこないと。ニコチンやタールの含有mm量でチョイスしたり、挙げ句の果てにはナンバー・コミュニケーションしたりで買わんと自分の吸いたいタバコもセレクトできないようでは、タバコも終わりやな と思ってタバコはやめました。
まあ、吸うこと自体がナンセンスな時代になったから というのもあるけれど。
う〜ん コーヒーの話を しっかりしようと思って書き始めたけれど
タバコのボヤキが長くなってしまった。 続きはまた 今度
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