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愛媛県美術館と、周辺の写真。

当日は楽しみすぎて、5時前に起床した。
眠くもなく、ダルくもなく、近年稀にみるよい目覚め。普段は目覚めが悪いので、40才を過ぎてもこんな事があるのかと少しだけ感動した。ほんまに少しだけですが。

妻は仕事、2人の子どもは朝から両親がお世話してくれることになっていたので気楽なもんである。子どもの寝顔を写真に撮って、少し早いが車で松山に向かった。
愛媛県美術館・大竹伸朗展の最終日に行く、というのが今回の目的である。

(※今回のnoteは大竹伸朗展の入場前に撮った写真がメインです。展覧会写真等ほとんどありませんので予めご了承ください。)

7時過ぎ、愛媛県美術館に到着した。ちょっと早く着きすぎた。
美術館屋根の「宇和島駅」ネオンサインと入り口の看板を見たら「おお、おれは展覧会にきたぞ」という気持ちになった。展覧会最終日なので数人が並んでいたが、9時40分の開館まで並んでいても仕方ないので周囲を散歩する事に。最近、隙間時間を見つけてはウロウロして写真を撮るようになった。

今まで、カメラで撮る対象は自分の家族と周辺がほとんどだったが、写真家・幡野広志さんの写真のワークショップに参加して、街を歩いて「おっ、」と気になって見たものを撮る、という事が面白くなった。

散歩している最中はあまり細かい事は考えずに「おっ、」と見たものを画面の真ん中にして、パシャっと撮っている。
「おっ、」パシャ、「おっ、」パシャ、「おっ!」パシャ、の繰り返しである。もともと街歩きが好きなので散歩するのも楽しい。

あと、RAWで撮影して家に帰ってパソコンで写真を見返して気に入った写真を現像するのが楽しい。現像作業は今まで苦手だったが、こちらもワークショップで学んだことを実践するだけで自分の写真がググッといい写真に近づいているような、、、気がする。

以下、散歩して撮った写真です。

松山市内は多くの路面電車が走っている。4種類の路面電車と坊ちゃん列車が運行しているそうで、ラッピング広告がそれぞれ違うので見ているだけで面白い。一瞬、乗ろうかなと思ったけど再び美術館まで戻ってくる自信がなかったので今回は見送った。子どもと一緒に来てたら乗っていた、と思う。次回の楽しみにとっておこう。

ということで美術館周辺をウロウロと散歩して写真を撮った。

「このあと大竹伸朗展を見るんだ」という楽しみが先にあるので、散歩する楽しさ、気になるものを見つける楽しさ、写真を撮る楽しさ、などなど色んな事が割り増しされて、とても楽しかった。
美術館前に戻ると20人くらいの方が並んでいたので最後尾についた。事前に調べてなかったが、運良くサイン会のチケットを手にすることができた。

展覧会の内容は、以下が詳しい。

スクラップブック、ゴミ男、コラージュ、モンシェリーなどなど、500点を超えるとんでもない量の作品と大きさに圧倒されながら、どの作品も興味深く見ることができた。

私が写真好きというのもあるが、大竹氏が大学生の頃、北海道・別海の牧場で住み込みのアルバイトをしている時に撮った写真に特に惹かれた。モノクロで牧場の何気ない風景や生活を撮影している写真だったが、どれも上手くていい写真で、映画を見ているような気分になりとてもよかった。

また、ダブ平&ニューシャネルのライブパフォーマンスで大竹氏のサービス精神の過剰っぷりを体感する事ができた。ご本人が登場して生演奏というかダブMIXをするというのを知らなかったのでとても驚いた。1日2回公演というのもなかなかすごい。ライブ終了後は子ども用にお土産で買った絵本にサインをいただく事もできて大変緊張しました。

展覧会で大竹氏と大竹氏の作品にエネルギーというかパワーというか勢いを受けまして、帰りの車ではなぜかニヤニヤが止まらなかった。帰りの街なかの風景も大竹氏の作品じゃないのかと思って目についたものを二度見したりと、よい影響を受けた。

とてもいい一日でした。

終わります。
貴重なお時間を使って読んでいただきありがとうございました。

肝心なところでピントが


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