終わりの始まり-第2章-最終話番外編、新潟初マイオリ…†
こんばんは。
今回は2012年9GOATS最後の黒限にてライブ以外の初めて新潟へ行った時の思い出話を当時のブログの内容を改変してお送りします。
その昔、私はラスティアやジュビアなどソフトなバンドも好きでしたが、私は名古屋系の親戚と呼ばれていたダーク系のバンドが好きでした。
音源や映像をみていただけでライブには行けなかったので簡単に好きだとか言っちゃダメなのかもだけど…
当時ダーク系バンドが多く所属していた某事務所に新潟支部ができまして、その社長がD'elsquelというダーク系のバンドのボーカルの漾さん(りょうさん)でした。
その漾さんは…現在HOLLOWGRAM、TAGなどで活躍中のryoさんです。
漾さんは自ら活動しつつ、所属しているバンドと共に新潟のバンドシーンを盛り上げていました。
そんな新潟シーンに憧れていてもなかなか行けなかった私の浮かれポンチ具合が丸わかりですが、良かったら…読んでくれたら嬉しいです…†
いざ、新潟マイオリ・・・†
こんばんは。
2012年9月21日…ついにこの地にマイオリすることが決定した。
そう、新潟だ…
新潟と言えば9GOATS BLACK OUTの3人とにぐ(cookrobin)と加藤玉子(元deadman)とラスティアとジュビアと美流沙女の生誕地でもある米の国である。
ブレイクアウトでラスティアが初めてCD作って出すよ!的な特集をしてて、その時写ってた新潟の街がなんだか良いなぁと思って惹かれてしまったんだな。
あと、人生で初めてショックスを買った時に小さくD'elsquel(デルスキュエル)が載ってたのと、その数ヵ月後にライカの電話コメントで曲が流れたのを聞いてりょうさんこと漾さんが気になってしまった・・・
(流れてたのはミニアルバム嘘と鏡収録のNight Materialという曲でしたググったらでるかも)
それから、自分のかなえたい夢の内のひとつに”いつか新潟へ行く”というのを掲げた。
・・・あれから××年。
大好きな9GOATS BLACK OUTの終焉のお知らせと共に新潟で最後の黒服限定ライブを行うと聞いた時これは新潟に行くしかねぇ!と思いました。
そして黒服限定ならば…
初めて行ったライブで見た黒服のお姉さんが凄くかっこよかったので自分もいつかあのかっこいい黒服を着てライブに行きたいと思ったのも叶えるチャンス。
夢が両方叶いそうだわ!と気持ちが暴走したようで…
その時酔った勢いもありネットの古着屋でゴルチエのカバンとりょうさんと同じワイドパンツを見つけ魔法のカードでお買い上げしてしまった模様…記憶になかったから通知メール見て青ざめたわ・・・
古着だからお財布へのダメージは予想より少なかったのがせめてもの救い・・・アルコールこわいね。
いつか入手する予定だったから結果オーライ…なのか?
当時の会社が日曜定休のシフト制で休みが取れない&距離的な事を考えると夜行バス直行で仕事へ行くのは厳しいので9月21日と22日の2日間で新潟行きが決定した。
1日目-0921-
名古屋→新潟行きの夜行バスで早朝に新潟に到着後ネカフェでしばし休息をしてから昼前にあのRISKY DRUG STOREにマイオリ・・・†
このお店に行くのも夢だったのだ。
D'elsquelの音源の在庫がまだ少しあると言う事でゲットしてしまおうかと。
リスキーに入ったらまず猫様がお出迎え。かわいいわ・・・ツイッターに載っていたリスキーの猫様たちが次々ご登場。もふらせて頂いた、かわいい・・・†
写メとる許可を頂く勇気がなかったので画像は無し。
無事にD'elsquelの音源ゲットーーーーーーーーー!!!!
(この時ゲットした音源はこれです)
リスキーを後にしたところでおなかがすいていたのでお昼に何か食べようと新潟駅に向かう。
新潟駅構内で焼きそばに何かがかかってる的なアレ・・・イタリアンが売っていると聞いたので食べたくなりました。
イタリアンのお店をさがしまわっても見つからないので駅のお姉さんに聞いたら「無い」とハッキリ言われた。
ショック・・・(泣)
改めて調べてみたら新潟駅から離れてるとこにあったしお昼はとうに過ぎておなかがすいてるためイタリアンは断念。
(今思えば徒歩圏内だったのにな!空腹に負けたんだ・・・)
駅構内に回転寿司があったのでお昼から贅沢しちゃうことにしました。
回転寿司なのにお寿司がまわっていません。メニューとチラシ?と、ゆのみが回ってるだけ…
お客さんはみんな回らないお寿司屋さんと同じように注文してました。
お寿司の他に郷土料理のっぺい汁も注文。
汁物なのに冷たいのもありましたが、あったかい方にしました。
のっぺい汁…なんだかホッとする味でした、美味しい。
食べてるうちに底の方からイクラが出てきて衝撃でしたがそれも美味しかった。
…
昼食後荷物置きエンダライブに向けて本格的に身支度をするためにホテルにチェックイン!
有名な万代橋がホテルの真横にありました。
(泊まった場所が丸わかりなやつ、場所がわかりやすい割には宿泊費がお値打ちだったのよ…)
髪型のセットに時間がかかり(不器用ゆえ)、予定より遅くホテルを出て会場に向かう。
今回黒服限定と言う事で…せっかく買ったゴルチエの服を着てネタに走りました。
…当時の画像はもう無いので同じワイパンを着用しているりょうさんの画像を貼ります
…
私はりょうさんが大好き!な事をとにかく主張したかっただけです。
最後だからネタに走ってもいいよね?と言い訳をしておきます。
古町に到着し、開場まで時間があったのでどっかお茶か新潟名物でも・・・と思い古町の商店街をふらふらとさまようが入れそうなお店が見つからない。
その時の古町には黒い服の人が誰ひとりおらず通行人の視線が次々と突き刺さる。若いころはもっとひどい恰好しても平気だったのに・・・
ツイッターでその事つぶやいたら・・・なんとゲンさんから"大丈夫、堂々と!"と、励ましのリプライが・・・ありがとうございます。
会場近くのお店がどこもいっぱいだったのでラフォーレのスタバで時間つぶしてました、この格好で。(ここでも視線が突き刺さる)
…
ライブ終了後例の白山羊事件などがありお店に寄る気が起こらずまっすぐホテルに帰りましたが、基礎化粧品一式忘れてきていることに気づきホテルを再び出ることに・・・
ホテルの人に周辺に遅くまでやっている飲食店がないか聞いてみたが古町まで行かなければ無いとのこと。
また古町まで歩いて行くのも面倒なので近くのコンビニでお酒と化粧品を買い、信濃川でも眺めながら飲むか・・・と思い川沿いの道にあるベンチへ向かうが・・・
なんか宗教じみた変なことやってる人がいてこっちに近づいてきたので怖くなりダッシュ!
通行人に助けを求めようとしたがが自分が怖いメイクと格好をしているため断念。
橋のふもとの階段を駆け上がってる時にワイパンの裾が引っ掛かり派手にすっ転んでしまった上に手に持っていたiPhoneにヒビが入ってしまいました・・・
(ビールも派手に転がり落ちた・・・泣)
白山羊事件でボロクソ言ったからバチが当たったんですね・・・
魔王様、すみませんでした!
この日は部屋に戻り、さっさとメイク落としてシャワー浴びて寝ました。
1日目に声をかけてくださったフォロワーさんありがとうございました。
2日目-0922-
快晴だったこともあり爽やかに目覚めた。
2日目もフル装備フルメイクです。
2日目の服装のテーマは”ないんごーつぶらっくあう子”。・・・9GOATS BLACK OUTの3人の衣装やヘアメを取り入れて組み合わせてみました。
ここでもそうだが、当時の画像はもうない。
とにかく私は9GOATS BLACK OUTが大好きなんだと主張したかっただけだ。
(この頃のやつを参考にしました、9GOATSわかる人はなんとなく想像してみてください…)
全身黒ではあるが昨日よりはカジュアルな服装だからあちこち徘徊するよー
…
どうしても水上バスがのりたかったので水上バスで朱鷺メッセへ行く事にした。
じ、地元にこんな船ないからちょっとくらい…いいだろ?
(海無し県で大きな川があるにもかかわらずないんだ…)
展望台へ行く前に朱鷺メッセ内の美術館で行われてるシャガール展へ…
(現在休館中とのことです)
シャガールと言ったら私が敬愛する作品ちびまる子ちゃんの花輪くんのお家にある絵画として名前が出てるからこの機会に行かねばとも思ったしね。
近くで作品を眺めていると細かく書き込んでるとことか、下書きの線が残ってるとことかが見えて楽しい。最初のうちそればっか見てました。
(それ以外にもあるのに)
私自身美術的なセンスが全くないので難しい事はよくわからんが、ひとつひとつの作品にその時の心境が表れてるんだなーと。
少なくともシャガールって本当にわかりやすい人なんだなって事だけはわかったわ…
(特に新婚時代の時期の作品がめちゃくちゃわかりやすい…)
他にも色々考えさせられた事もあったり…
このシャガール展見に行って本当に良かったなあと思いました。
観賞後朱鷺メッセの展望台に登ってみた。
奥に佐渡島らしきものも見えました。
お土産コーナーにお菓子のばかうけの限定品がたくさん売ってました(会社のお土産にしました)
展望台を後にし朱鷺メッセを出るとお向かいの施設で芸術祭のような事もやっていたので作品を見たり、"アジト"と言う看板が屋根にある廃工場みたいなのを探索して遊んできました、1人で。
(後で調べてみたら当時の情報を見つけたので貼っておきます。3年ごとに行われているトリエンナーレみたいな芸術祭だそうです)
そこで満足したので朱鷺メッセから離れる事にしたのだがバスの路線がイマイチわからず、もういいや!と古町までキャリーを引いてずっと歩いて行った。
そうなれば当然疲弊してしまったので古町で目についたお蕎麦屋さんに入る。シャンデリアがあったりおしゃれな内装のお店だったな…
せっかくなので昼間っから一杯…へへ…
普段ライブ行く時は駅まで車移動だから一切飲めないんですよ。こう言う時くらい許して下さい・・・†
お通しで出た菊の花のお浸しは新潟で食べられてるものらしい。お花を食べることなんて花オクラくらいしか無い、布海苔そばもおいしかったよ。
(下記参照)
本当は須坂屋ってとこに行きたかったが、見つからなかった為今回は断念。(近くにあったのに…)
キャリーが邪魔なので駅のロッカーに行こうとバスに乗ったのだが・・・間違えて反対方向へ回るバスに乗ってしまい大幅に時間ロス。
駅に戻るまでの時間を計る為でもあったがまさかあんなに大回りのルートとは・・・
やっちまったーーーーー!!!!
(今思えばちょいと長いけど徒歩圏内だってば…)
でも、このバスに乗ったおかげ新潟市内のいろんなところを見ることが出来たのだけは結果オーライ!
古町に戻った頃にはもう開場時間ギリギリで結局キャリー抱えたままクロークへ・・・
…
新潟のライブを見て感じたことが一つ。
新潟の客席のメンバーコールは女子らしいと思いました。
例をあげるなら新潟では「りょうー!うたー!はちー!」ですが・・・
名古屋は…
「りょう、りょう、りょぉぉぉぉぉぉぉぉう゛!!!!」とか「うたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」とか「はぁちぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
と全部濁音が付く感じで吠えていますw
やはり名古屋はノリが違う…のか?
ライブが終わりツイッターでやり取りしていたもう1人のフォロワーさんにも初めてお会いしました。
会場を出る時入口にゲンさんがお見えになっていたのでツイッターの励ましの件も含め感謝の気持ちを伝える事ができました。
ゲンさん、このイベントを作って下さって本当にありがとうございました。
その後新潟フォロワーさんとお友達御一行とのアゲウチに参加させていただいた。
(半ば無理矢理着いてきた…が正しいかも)
居酒屋五郎は満席のため海老の髭というお店へ…なかなかおしゃれな感じです。
始めに注文してないのに七輪とザルに乗った海鮮物が出てきて一同??となりました。
ザルの上には大きな海老とハタハタ丸一匹とホタテとイカの串焼きと小さいフグと蟹の甲羅に何かのってるやつがありここから一つ選んで焼いてくださいねーとお店のお姉さんに言われました。
この海鮮炭火焼き…なんとお通しだそうです。
お通しとは…??
そして他にも色々注文したが…のどぐろちゃんを焼いたものとか冷たいのっぺい汁とか味噌漬けのチーズとかあまーーーいのにおいしいふわふわ玉子焼きとか(普段全く甘い玉子焼きは食べないので)注文してから炊く鯛の炊き込みご飯も美味しかったしもうわけがわからない…
あの・・・その・・・
なんかお頭たくさんあるでっかい刺身盛りまであるんですけどーーーー!!!!
お値段もびっくりよ…お姉さんたちいわく東京は同じ値段でこの半分くらいの量だと言っていましたし、私の地元もそんな感じだけど海なし県だからこんな新鮮でおいしいお魚食べられないよーーーーーーー!(´;ω;`)
私は日本酒が飲めないが何か新潟らしいお酒が飲みたいと思ったら米焼酎で仕込んだ梅酒を…あんまり甘くなくてすっきりしておいしい、本当に美味しい(´;ω;`)
…おいしい(´;ω;`)
新潟の本気を見ました・・・
画像がないのでどんなものか気になる人はこのお店のホームページから参考にして頂ければと…このお店は会社の接待などに使う事が多いお店だそうです。
お姉さんのうちの1人が言っていたのですが私もライブ見てからこんなにおいしいご飯食べれるなんて本当に幸せです・・・†
夜行バスの時間の都合で途中で抜けました。一緒に途中で抜けたフォロワーさんも時間が許す限りバスを待っていてくれました。
本当に何から何まで・・・ありがとうございました。
再びこの場をお借りして2日目に出会ったフォロワーさんと打ち上げでご一緒させて頂いたお姉さんたちに感謝です。ありがとうございました。
そして無事にバスに乗り、カリスマの里がある地元へと戻りました。
後日談
私「いやーこの歳になって夢をかなえてしまった2日間でもあったわー!3人の・・・特にりょうさんの生まれ故郷がどんなとこか見れたし満足じゃ!」
くろし君「・・・まきちゃんが昔から計画性がないのと、飲んだくれの食いしん坊なのは変わってないって事はよくわかったよ」
めいちゃん「ライブの前だったから新潟観光についてはもっと!という欲がでてきても限界があるわよね。わたしも新潟行きたいわ」
私「世の中落ち着いたら一緒に行こうね!まだまだ新潟で行ったこと無い場所がたくさんあるし、佐渡島にも行きたいなー!」
くろし君「D'ERLANGERは新潟であまりライブやらないからやって欲しいねー!ってかもういい加減D'ERLANGERのライブ行こうよ!」
めいちゃん「ところでまきちゃん、若気の至りのお話上手いことごまかしたわね・・・?」
私「9年前の画像だからぼやけて何もわからないからねー!(助かった・・・)」
くろし君「ここから先の文章は・・・あまりにも内容がアレだからやめとこう。」
私「そうだな、9年前の私・・・一体何を考えてこんな事を・・・ぶっ飛ばしたいわホントに!削除からの訂正っと・・・」
くろし君「この時の打ち上げにいた人たちって…?」
私「また勝手に過去の記憶を…ってもうわかってるか。これからまた色んな出会いが増えるのよ、君たちとの出会いのきっかけも含めてね。」
めいちゃん「その時のお話も聞きたいわ」
私「こればかりは人の事やお話した事もあるからなー、書いていいか聞ける人に聞いてOK貰ったら書いて行くね、大事な事もみんなを通してたくさん教えてもらったし」
くろし君「先延ばしにしちゃう癖があるから今のうちに聞いておきなよ!」
私「はい」
…
20150922
それから3年後の同じ日、夜明け前の真っ暗闇の海から抜け出した私は再び新潟に来ていた。
今度は終わりを楽しむためじゃなくこれからも続くであろう温かい暗黒の闇に深く沈み込む為に・・・
そして・・・宿と道中は違えど仲間も一緒だから1人じゃない。
さて、これから約2日間好きな人の故郷を思い切り純粋に楽しむ旅を…
「はじめようか!」
終わりの始まりの旅の終わりまで…約5か月。
また次回…
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