ソオダ水のあわ

2019.11.23

ソオダ水のあわ

2019.11.23

最近の記事

2024年5月9日

朝方の雨が昼まで残るかと思ったけれど、開店までには上がってくれる、けれど前半はほとんどご来店がなく、やっぱりここのところは平日のほうが厳しいなあと思っていたけれど、後半から常連さんのお持ち込みもあって、なんとか息を吹き返す、暗くなってからもお客さんがあるのはありがたい。 『灼熱』を観る、ダリボル・マタニッチというひとは未知の監督。旧ユーゴの戦争はたぶん、物心ついてからはリアルタイムで報道されていた初めての戦争で、今でも強烈に印象に残っている、もちろんまだ子供ではあったので理解

    • 2024年5月8日

      定休日、午後から雨になるというけれど友人と映画へ、もちろんチケットは予約してあるので朝から雨でも家を出たわけだけど、気持ちが違う。 新百合ヶ丘は初めての街、「しんゆり」と呼ぶたびに友人がその言い方は一般的なんかと疑問を呈してきたけれど、確かにほかの人がそう言っているのを聞いたことがないので、もしかしたらとても不自然なことかもしれない、そもそも新百合ヶ丘という単語が出てくる会話をこれまでに誰かとしたことがあっただろうか?ともかく、自分にとってはずっと「しんゆり」なのだから仕方な

      • 2024年5月7日

        雨の朝、いくら連休明けだからといってもこの天気では学生も来てくれなさそう、雨が降ったら自主休講していた学生時代を思い出す。おとなしく値つけを進める。 午後からは雨もほぼ降っていないほどの小降りになって、ぽつぽつご来店が続く、文庫がよく売れる、なんとなくだけど天気の良くない日にはかさばらない本を選びがちな気がする、あくまでも個人的な話。 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を観る、お話自体はよくある感じでどうということはないのだけど、小さな子供がいるのに構わずタバコを吸うという昭和のアレ

        • 2024年5月6日

          連休最終日、関係なく店を開けてはいたけれど、やっぱりなんだか名残惜しさがある、そんなふうに景色が映る、空がどんよりしているからかもしれない、今にも雨が落ちてきそうだけれどもつらしい。 夜は飲み会があるので少しだけ早じまい、そのタイミングで常連さんがきてくれる、あと五分早く閉めていたら無駄足を踏ませるところだった、もちろん閉めたあともご来店があったかもしれなくて、それを知ることはできないのだけど。 『トルソ』を観る、「トルソーを心と体の拠り所にする独身女性」という設定だけが先に

          2024年5月5日

          こどもの日、祝日に関しては増えたり減ったり(減ることはないか)曜日基準になったりしてもうわけがわからないのだけど、5月5日はこどもの日、これだけはどっしりそこにある安心感、いまでも一番身近に感じられる祝日、もはや関係のない暮らしをずっと続けているけれど、やっぱりうれしい。 相変わらず早稲田は静まり返っているけれど、お昼からぽつぽつご来店、常連さんがまとめ買いをしてくれたり、ツイートを見てlainを観はじめたと話してくれたり、ありがたい日、西武が勝っていれば完璧やった。 『ウン

          2024年5月4日

          よい天気、洗濯をして店へ、十五年は使っている洗濯機がものすごい音を出して回っていたのでついに故障かと少し焦ったけれど、ただ洗濯物が寄っていただけだと思いたい、新しく買う余裕はない。 相変わらず静かなグランド坂だけれど、常連さんが買取を持ってきてくれたりまとめ買いがあったりしてよい感じ、きっと連休中に営業している中でいちばん空いている店だと思うので来てほしい。 『ヴィーガンズ・ハム』を観る、「イラン豚」がないとわかった途端にお客さんたちが帰ってしまったのは商売をするものとして悲

          2024年5月3日

          よい天気、本格的な連休の始まり、予想(という名の言い訳)通りご来店は疎らで、グランド坂も静まり返っているけれど、図書館ですら閉まっているような日にうちの店にきてくれてさらに本まで買ってもらえるのはもう奇跡と言っていいのではないか、ありがたい。 西武は勝ち、もうちょっと点は取れた気もするけれど、相手は無得点なのだからどちらの投手も良かった、ということ。 『リング2』、観ていないとばかり思っていたけれど途中で観ていたことに気付く、なんだかもうあちこちにとっ散らかって混乱する、深田

          2024年5月2日

          古本屋を紹介する本に古書ソオダ水を掲載したいのでいいですか、というメールがきたので、いいですよと答えたら、では外観の写真を撮って送ってください、無理ならこちらが伺います、とのこと。初めからそっちが来るべきでは、それが本を作るということではないのか。 『異端の鳥』を観る、原作は未読なので、原作を読んだとしたらそれと同じ感想になるかもしれない。少年が次々におかしな人たちから理不尽な目に遭わされ続ける、という話なのだけど、これに限らず観たり読んだりしてつらい気持ちになるものはたくさ

          2024年5月1日

          五月の始まりは雨の定休日、水曜日はいつも雨降りな気がする、出かけようと思ったけれどやめる、先週もそうだった。 『ケープ・フィアー』を観る、『テオレマ』みたいな感じかと思っていたらわりとすぐに正体が突き止められて(というか我慢できなかったのか自分からどんどん姿を見せるし)、頭脳派と見せかけて結局は筋肉に訴えるタイプで当てが外れる。どうせなら娘をもっと前に出してわかりやすく対決させたほうが楽しかったかもしれない、そういう映画ならそもそも観ようと思わなかったかもしれないけれど。 西

          2024年4月30日

          四月も終わり、無事に家賃を払って開店、毎月のことではあるけれどたくさんのお金が出ていくのを見るのはつらい。 今日は平日ということもあってかご来店はまばらで(というか学生がたくさんいるはずの平日にこうなのは問題だけれど)、週末の買い取りから値つけを進める、出したばかりの新書がよく売れる。 帰しにつげ義春の対談集が出ていたのを見つけてまんまと買う。 『愛なのに』、監督が城定秀夫でなければ観なかった。中年の妄想を具現化したみたいな映画で、そういう意味では正しいのだけど、ただしんどい

          2024年4月29日

          今日も祝日、のはずなのだけど大学はどうやら授業があるらしくて学生がたくさん、もともといつが祝日かを意識して生活していないけれどすこし混乱する、店を開けることは変わらない。 仕事がお休みの人と学生がどちらもきてくれるという特異日で、昼から夜までご来店が続く、こんなことはめったにないので本当にありがたい、暦の上では平日である明日の揺り戻しが怖いけれど、今日のところは全力で喜びたい、帰りしにアイス買おう。 『フラッシュダンス』を観る、毒にも薬にもならない感じ、退屈なら退屈で楽しみよ

          2024年4月28日

          よい天気、洗濯機を二度回し、下着や服ともうさすがに仕舞っていいだろうと思っていた毛布を干す、いかにも乾かしてくれそうな頼もしい陽気。 連休に突入したしご来店はどうかなあと思っていたけれど、いつもの週末よりもお客さんが来てくれてありがたい、詩集がよく売れてうれしい。 西武は今日も負けて、いよいよ弱小チームのファンという心構えができてきた、こうなると穏やかに試合を見ることができる、正しくはないけれど。 『緑の光線』を観る、いつものロメールという感じのめんどくさい人とめんどくさい人

          2024年4月27日

          どんより曇り空、いつ雨が落ちてきてもおかしくないけれど、なんとなく行けそうな気がして均一を外へ、あとは祈るのみ。 お休みを取れるようなところで働いている人たちは今日から十連休とのことで、前の職場ならいざ知らず、遊びなんだか仕事なんだかよくわからない生活をしている今となっては羨ましいと思ってはいけない気がする、使うお金もあるわけではないし。 ありがたいことに昼からご来店が続く、物入りな月末ということもあるし、この流れで明日もお願いしたい。 『バージンブルース』、なんだかすっと終

          2024年4月26日

          雲は多いけれど雨は降りそうにない、ところどころ晴れ間もあって暑くなりそう、開店前に組合の仕事をすませる。 朝一で常連さんが買取を持ってきてくれて上々の滑り出しと思いきや、その後のご来店は疎ら、ここのところは平日のほうが苦戦している、かといって連休はもっと期待できないけれど。というか明日からもうゴールデンウィークらしい、まだ四月なのに。 『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』を観る、基本的にすごく狭い範囲で物語が進んでいくのが意外だった、どうせならもっと巨大化して町中を破壊しまく

          2024年4月25日

          久しぶりのよい天気、洗濯をして店へ、予報では雲が多いと言っていたので昨日コインランドリーに行こうかと思っていたのだけど信じてよかった、というか今日天気がいまいちだったらコインランドリーに行けばいいと思いなおしたことが勝利の要因。 朝一で『支倉隆子詩集』の追加分が届く、日々成長しているので今回はいつもの倍頼む、これでしばらくは売り切れないはず、こういうときに限ってぱたっと売れなくなったりしないことを祈る。 夜は友人と大好きな店で飲む、やっぱりどれを食べてもおいしい、値段もお手頃

          2024年4月24日

          定休日、一日中雨だと知っていたので引きこもる心の準備はできていた、本当ならお休みの日は外に出たい。それにしても少なくとも自分がこうなのだから、雨の日はご来店が少ないと思ってもよいのでは、と最近は考えられるようになった、雨の日に来てくれるお客さんを舐めているようで今までは嫌だったけれど。 中学生以来に『リング』を観る、こんなにあっさりした話だったか。その後の貞子のネタ化、弄ばれ方を知っているからかもしれないけれど、怖さも全くなかった、悲しい、貞子が本当の意味で成仏するときはくる